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誕生の日の太陽・セイタカシギ・マヒワ、そして彗星 [彗星]

【4月21日(金)】
娘に第一子が誕生した。病院に駆けつけ、分娩室で対面した。予定よりはやい出産だったから、しばらくはNICUのお世話になる予定だった。ところが、順調に経過してすでにNICUからGCU(成長促進室)に移った。娘も退院となったし、きわめて良好な経過で安心している。

娘が結婚した日、娘の1年目の結婚記念日の太陽を撮影してきた。幸い晴れている。娘の第一子の誕生の日も、太陽も撮影しておこうと思い、急遽、自宅に戻った。娘が結婚した日、太陽にはハート型の大きな黒点が見えた。1年目の結婚記念日は無黒点だった。そして娘の第一子の生まれた日には小さな黒点が出現していた。この小さな黒点はSoho情報ではパンダと小さなハートに見えるらしい【脚注】 太陽も祝福してくれたようだ。

●娘の第一子誕生の日の太陽:2017.4.21 14:21(EOS 5DIII + Pronimar 850mm, F9.6, ISO200, 1/320秒, アストロソーラーフィルター)
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●娘の結婚した日と1年目の記念日の太陽(EOS 5DIII + Pronimar 850mm, F9.6, アストロソーラーフィルター)
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左:2016.4.16 7:58 ISO400, 1/800秒 右:2017.4.16 14:02 ISO200, 1/640秒

【4月23日(日)】
朝、ポメラニアンのリクを連れて忠別川堤防を散歩していると、キンクロハジロの小集団の中に1羽だけシギ(?)が見えた。よく見るとセイタカシギだった。散歩の時、いつも持参しているFinePix S1で撮影した。散歩終了後、カメラを変えて撮り直しに行った。幸運にも中州付近から、比較的近くに飛んで来てくれた。しばらく採餌した後、一本足になって休んでいるようだった。

●セイタカシギとキンクロハジロ(FinePix S1)
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●一本足になるセイタカシギ(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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facebook情報で富良野の鳥沼公園に、マヒワと渡りの途中のハギマシコが来たらしい。午後、娘たちのいる病院に行った後、まだ時間があったから鳥沼公園に行ってみた。ハギマシコはいなかったが、マヒワたちは残っていた。近づくと一斉に飛び立つので遠い写真になった。こんな時はFinePix S1が威力を発揮する。

●遠いマヒワたち(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●そっと近づく(同)
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●FinePix S1によるマヒワ(奥さん撮影)
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富良野からの帰り道。ノビタキゾーンと勝手に命名した旭川空港付近の農道で、夕日に照らされたノビタキを車内から撮影した。さらに旭川空港に近づいたところで、ちょうど日没となった。

●夕日のノビタキ♂(FinePix S1)
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●夕日と遠い滑走路:2017.4.23 18:12(EOS 6D + EF24-70mm;24mm, f4L IS USM)
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●黄昏れの遠い滑走路:2017.4.23 18:29(EOS 6D + EF24-70mm;32mm, f4L IS USM)
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月明かりのない夜空になった。今夜こそ綺麗に彗星を撮りたい。当方ビールを飲んでしまったので、奥さん運転で(いつもすいません)美瑛の皆空窯に向かった。

●ジョンソン彗星:2017.4.23 23:27(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO4000, 90秒 Nik collection, PhotoShop CS5, 2倍トリミング)
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●タットル・ジャコビニ・クレサック彗星:2017.4.23 23:50(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO5000, 60秒 Nik collection, PhotoShop CS5, 2倍トリミング)
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【脚注】2017/4/21の黒点:Soho写真ではこの黒点はパンダと小さなハートに見える。情報を頂きましたtakapy77さんに感謝します。


【2017年8月21日アメリカ皆既日食ツアー情報】

【FileMaker Pro 12〜15用サンプルファイル公開】

彗星が動きノビタキとヒバリがやって来た [彗星]

【4月15日(土)】
午前中人間ドックの仕事を終え、紅雪庭でもりてんの昼食後、キトウシ森林公園からペーパン地区に行ってきた。遠いカワラヒワとホオジロを見たのみだった。深夜、彗星ねらいで美瑛の模範牧場付近に出かけた。前回、ファインダーがよく見えず彗星の導入に手こずったので、ファインダーを大型にした。晴れていたが透明度が悪く、月明かりもあったから綺麗には撮れなかった。強風になり、早々に撤収した。

●紅雪庭のもりてん
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●撮影機材:Prominar 350mm + 9x50mm Finder + Vixen AP赤道儀
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●ジョンソン彗星:2017.4.15 23:55(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO1600, 45秒)
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●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星:2017.4.15 24:13(同)
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【4月16日(日)】
1年前の2016年4月16日は娘の結婚式だった。式に出発する前、太陽を撮影するとハート型の黒点が見えていた。1年後の4月16日は太陽は無黒点だった。ちょっと寂しい。

●娘の結婚記念日の太陽(EOS 5DIII + Pronimar 850mm, F9.6, アストロソーラーフィルター)
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左:2016.4.16 7:58 ISO400, 1/800秒 右:2017.4.16 14:02 ISO200, 1/640秒

旭川空港〜忠別湖にかけての探鳥コースを回ってみた。今年も律儀にノビタキとヒバリとホオジロが来ていた。

●ノビタキ♂(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM;以下同じ)
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●ノビタキ♀
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●ヒバリ
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●ホオジロ
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午後4:30から旭川公会堂で開かれたスーパーライブ笑 in 旭川を観に行った。出演はサンドウィッチマン、ナイツ、U字工事、インスタントジョンソン、ロケット団。ナイツとロケット団がとても面白かった。夕食は町家で夕食をとった。奥さんと居酒屋に来るのは久しぶりだった。車で来たので、支払いは当方という条件で、奥さんはノンアルコールビールにしてもらった。

夜晴れていた。今夜こそ暗い空で彗星を撮りたい。奥さん運転で美瑛の皆空窯付近に向かった。視界の関係で模範牧場付近よりこちらの方が良い。ところが、撮影機材をセットすると、急激に曇ってしまった。しばらく待ったが晴れてこない。諦めて撤収。帰り道、旭川空港付近でまた晴れてきた。撮影機材をセットすると、今度は月が登ってきて前日の撮影時と同じような状況になった。

●ジョンソン彗星:2017.4.16 23:56(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO3200, 60秒)
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●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星:2017.4.16 24:12(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO3200, 45秒)
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結果的に前日の撮影時からちょうど24時間後の撮影となった。前日撮影の写真を回転させて、同じ構図にしてみた。この24時間でジョンソン彗星はわずかに動いていたのに対して、タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星は大きく動いていた。

●ジョンソン彗星の24時間の動き
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左:2017.4.15 23:55 右:2017.4.16 23:56

●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星の24時間の動き
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左:2017.4.15 24:13 右:2017.4.16 24:12

現在、この2彗星の他、ラブジョイ彗星とパンスターズ彗星の計4つの明るい彗星が来ている。天候が回復したら撮影に行くつもりだ。


彗星とアルデバラン食とクマゲラと [彗星]

旭川もやっと晴れの日が続くようになってきた。月や彗星、および久しぶりにクマゲラを撮ったので日記風にまとめてみた。

【3月31日(金)】
夜、自宅のバルコニーで三日月を撮影した。その後、カムイミンダラさんが星景写真を撮っているという美瑛の模範牧場を探しに行ってきた。皆空窯のところから入るとのことだった。だが結局撮影場所が分からず、皆空窯付近の道路で撮影することにした。星景写真を撮るつもりだったから広角レンズしかもってきていなかった。景色の方があまり良くないので、方針を変えて彗星を撮ってみる。タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星とLovejoy彗星が比較的明るくなっているらしい。後者は明け方でないと見えないので前者のいる北斗七星付近を撮影した。さすがに広角レンズではやっと写る程度だった。

●月齢3.3 2017.3.31 19:01(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO640, 1/160秒)
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●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星 2017.3.31 22:11(EOS 5DIII + SAMYANG 20mm ED AS UMC, F2.8, ISO5000, 60秒)
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●同上(トリミング)
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【4月1日(土)】
快晴。自宅横の東部中央公園内には雪が残っているが、道路の雪はほぼ消失した。数日前からカワラヒワがやって来て、東部中央公園や住宅街で一生懸命囀っている。

●残雪の東部中央公園(iPhone 7 Plus)
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●カワラヒワ(FinePix S1)
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今週の土曜日は完全休日だった。奥さんと探鳥に出かけた。コゲラとシジュウカラに出遭った。こんなもんかなと思って歩いていると、すぐ近くの地面からバサバサっと飛び立つ黒い影。クマゲラだった。飛び立つまで気づかなかった。

気にかかっていた美瑛の模範牧場、昼なら分かると思い、この日の午後行ってきた。分かった!今夜晴れたら行ってみよう。

●コゲラ♂(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●クマゲラ♂(同)
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この日の夜、おうし座のアルデバランが月に隠されるアルデバラン食が見られた。午後6時ころから自宅バルコニーで待機。月への潜入まで撮影した後、月からの出現を待っていると急速に曇ってしまった。アルデバランの出現は見られなかったが、しばらくすると雲間が広がりまた見えてきたので再開した。

●アルデバラン食:潜入直前 2017.4.1 18:43:58(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO640)
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左:露出1/60秒 右:露出0.8秒

●アルデバラン食:経時変化 露出1/60秒
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●アルデバラン食:経時変化 露出0.2〜0.8秒
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潜入まで:2017.4.1 18:24から18:44まで5分ごと
出現から:2017.4.1 20:02から20:22まで5分ごと

【4月2日(日)】
アルデバラン食の途中から雲が広がったが、深夜になって完全な快晴になった。奥さん運転で美瑛の模範牧場に向かった。ところが現地に着くと全天曇り。諦めて帰ってくると、皆空窯付近では、今度はほぼ晴れてきた。結局前回写真を撮った道路で撮影することにする。

タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星は、標準ズームレンズの固定撮影では、やはりやっと写る程度だった。3月31日の写真と構図を合わせて比較してみると、この28時間でかなり動いているのが分かる。

●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星 2017.4.2 2:02(EOS 6D + EF 24-70mm; 37mm, F4.0, IS USM, ISO5000, 30秒 固定撮影)
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●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星の動き
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左:2017.3.31 22:11 右:2017.4.2 2:02
今回は350mm望遠とVixen AP赤道儀を持ってきた。彗星導入に苦労したがどうにか撮影できた。

●撮影機材:Prominar 350mm, F4.0 + Vixen AP赤道儀(iPhone 7 Plus)
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●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星 2017.4.2 1:45(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO6400, 60秒)
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4月2日(日)午前中、またクマゲラに逢えないか行ってみた。ゴジュウカラとキクイタダキを見た。キクイタダキは遠すぎて撮影出来なかった。しばらく粘ったがクマゲラには逢えなかった。

●ゴジュウカラ(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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【4月4日(火)】
月曜日は曇ったが火曜日はまたほぼ快晴。ただモヤがかかったような透明度の悪い状態なので月面撮影のみ、星野写真は諦めた。

●月齢7.4 2017.4.4 22:17(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO640, 1/320秒)
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【4月5日(水)】
水曜日は風が強くユラユラしていてシーイング良くない上に、もやがかかったような空だった。
●月齢8.4 2017.4.5 22:22(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO640, 露出1/250秒)
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カタリナ彗星とギンザンマシコとキレンジャク [彗星]

冬期の旭川は晴れの日がとても少ない。天気予報では年末は12月23日が唯一の晴れだった。カタリナ彗星を見る最後のチャンスだ。12月23日午前4時、旭川空港付近へ向けて出発。スカイメモSをセットした。発表では-16℃だったが車の気温計は-19℃になっていた。

●スカイメモSとProminar 350mm
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カタリナ彗星は思ったより暗くて、双眼鏡でもやっと見える程度だった。Prominar 350mm、ISO12800, 30秒で尾がどうにか写った。

●カタリナ彗星と金星・火星・木星 2015/12/23 5:38(EOS 5DIII + Sigma EXDG20mm, F2.8, ISO1600, 15秒)
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●カタリナ彗星 2015/12/23 5:27(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO12800, 30秒)
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帰宅後そのまま起きていた。朝、リクとボンを連れて忠別川堤防を散歩した。

●忠別川堤防とツインハープ橋(FinePix S1)
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↑リク 

午前中、最近少数のギンザンマシコがやって来る市内のナナカマドの木を見に行った。今日はギンザンマシコ♂2羽のみが来ていた。

●旭川市内のギンザンマシコ♂(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●ヒヨドリ(FinePix S1:奥さん撮影)
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旭川市内を回ってみた。予定通り、キレンジャクの群れに遭遇した。

●アンテナの上のキレンジャク(FinePix S1:奥さん撮影)
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●ナナカマドとキレンジャク(FinePix S1:奥さん撮影)
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いつも野鳥の多い東川に向かった。途中、青空と雪原のコントラストが美しかった。

●大雪原と大雪山旭岳(FinePix S1)
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意外なことに、キトウシ森林公園や東川町内ではまったく野鳥に遭遇しなかった。旭川に戻り、11月に豊岡から神居に転居した「をん坐」で昼食のかしわせいろを摂った。

●「をん坐」かしわせいろ
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午後から曇ってきた。もう一度、ギンザンマシコを見に行った。まだ午前中と同じ♂2羽がいた。午前中より近くで撮影できた。

●もう一度ギンザンマシコ♂(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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夜も曇っていたが、夜半過ぎ晴れ間がでて満月手前の月が見えた。撮影時はうす雲がかかっていた。

●月齢12.3日 2015/12/24 1:52(EOS 7D + Prominar 850mm, F9.6, ISO400, 1/80秒)
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年始めのキクイタダキ・ラブジョイ彗星・オジロワシなど [彗星]

天気予報では、旭川は2015年元旦から一週間、毎日雪になっていた。元日の朝、安心して朝ゆっくり寝ていると、何となく日差しを感じる。やや晴れている!さっそく起きて、忠別川堤防をリク+私、ボン+奥さんで散歩した後、東川のキトウシ森林公園へ向かった。今年も行動パターンは同じ ^ ^ ! (汗)

●忠別川堤防の奥さんとボン(1月1日)
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●元旦のキトウシ森林公園
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まだギンザンマシコもキレンジャクも来ていない。ひょっとしたら東川にはいるかも〜。いなかった。晴れてるわりにはいつもの住人のさえずりも聞こえなかった。が、キクイタダキに遇えた (^ー^)ノ

●元旦のキクイタダキ(EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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好天は元日の夜半前まで続いた。今、ぎりぎり肉眼彗星になったラブジョイ彗星がオリオン座すぐ南側のウサギ座にきているはずだ。忠別川堤防で双眼鏡でラブジョイ彗星を捜すとすぐに分かった。月明かりと薄雲のため撮影条件は難しかったがマアマア写った。

●元旦のラブジョイ彗星(2015.1.1 22:57:EOS 7D、EF-S 85mm IS USM:ISO800 F7.1 露出60秒)
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ラブジョイ彗星は中央右のやや緑っぽい星

1月2日は雪の降る中、帯広の実家へ向かった。途中、富良野郊外でベニヒワの群れに遭遇した。車を停めて車内から撮影した(遠いので小さくしか撮れず)。

●遠いベニヒワ(EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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新得を過ぎたくらいから快晴になってきた。というか、冬型の気圧配置のため北海道の西側は雪、道東は晴れになっている。帯広に着いて、一年ほど前に(2013.12.30)ベニヒワとオジロワシがいた十勝川河川敷に直行した。

●十勝川と月
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あれ?前回と同じ木にオジロワシがいる !? 今回は12月に大雪が降ったため、あまり近づけなかった。

●前回と同じ木にいるオジロワシ(FinePix S1:奥さん撮影)
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  私↑

奥さんがFinePix S1で撮影した写真のほうがきれいなので下に示す。白い尾が見づらいが、雪に阻まれているため、この角度でしか撮影できなかった。

●オジロワシ(FinePix S1)
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帯広は1月3日も快晴。ひょっとしたらユキホオジロに遇えるかもと思い、太平洋岸の長節湖〜湧洞沼に寄ってから帰ることにした。長節湖に着くと入り口で車輌は通行止めになっていた。やはりユキホオジロはいなかった。電線に見慣れない鳥がいた。タヒバリ?と思われた(ビンズイとしては色が濃いし、目の後方の白斑がない)。

●長節湖:湖面は凍結
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●タヒバリ(FinePix S1:奥さん撮影)
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湧洞沼はかなり手前で通行止めになっていて近づけなかった。帯広へ帰る途中で街灯にノスリが止まっていた。

●ノスリ(EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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帯広から旭川へ帰る途中、富良野の鳥沼公園でコゲラとアカゲラに出遭った。

●コゲラ(EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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●アカゲラ(FinePix S1:奥さん撮影)
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居残りのヒバリ・ノビタキそして病み上がりのジャック彗星 [彗星]

季節の野変わり目で風邪を引いたようだ、8月22日(金)咽頭痛、頭痛、全身倦怠感が出現してた。人間ドック学会の準備が遅れに遅れているが早々に床についた。8月23日(土)やや改善?ロキソニンを内服して探鳥コースを回ってみた。旭川21世紀の森キャンプ場でハクセキレイを見たのみだった。
●旭川21世紀の森キャンプ場
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●ハクセキレイ
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夜間頭痛が悪化。翌日8月24日(日)朝起きてからはやや軽減。今日もロキソニンを内服して、忠別川河川敷の散歩コースを回ってきた。軽いFinePix S1だけを持って行った。あまり見かけなくなったヒバリとノビタキ♀、そしていつものホオアカに出逢った。
●忠別川取水堰付近:遠くに旭川医大がみえる
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●ヒバリ
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●ノビタキ♀
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●ホオアカ
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夜間さらに頭痛が悪化。さすがに心配になり、翌日8月25日(月)勤務先の病院で脳MRI+MRAを撮影した。何ともなかった (^^) はじめ咽頭痛があったので、頭痛が主体のかぜだったようだ。

翌日8月26日(火)天気は快晴。夜、久しぶりに雲も月もない暗い空がやってきた。頭痛も良くなってきたので、気になっていたジャック彗星を撮影に行くことにした。自宅から忠別川河川敷まで、EOS 7D+EF-S15-85mm IS USMとポータブル赤道儀を持って歩いた。「星ナビ」の図どおり、ジャック彗星はカシオペア座にいた。こうして学会準備はさらに遅れていく ( ̄▽ ̄)
●ジャック彗星(EOS 7D+EF-S 50mm F5.6, ISO3200, 露出60秒:2014/8/26 23:32)
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●同(EOS 7D+EF-S 85mm F5.6, ISO3200, 露出60秒:2014/8/26 23:09)
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ベニヒワの当たり年かな〜とラブジョイ彗星 [彗星]

11月23日(土)滝川で甥の結婚式に出席、娘と二人でカメラマンをして800枚ほど撮った(撮り過ぎ?)。11月24日(日)は所用で奥さんの実家の新十津川町(滝川の隣り)に行った。その帰り、雨竜町から暑寒別岳方面に行ってみることにした。一週間ぶりに晴れて、野鳥がいっぱいいる気がしたのだ。ところが暑寒別岳への道路は冬季間の閉鎖になっていた。そこで、手前の「尾白利加ダム(暑寒ダム)」(1)に寄った。駐車場に車を止めて探鳥してみることにした。

奥さんはFINEPIX、私はEOS 7D+EF400mm F5.6L USMを持って探鳥を開始した。駐車場付近でミヤマカケスが近くにやってきた(奥さん撮影)

●尾白利加ダムのモニュメント(FINEPIX F900EXR)
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●ミヤマカケス(FINEPIX F900EXR)
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尾白利加ダムに近接する林の方向から、チュイーン、チュイーンの鳴き声が聞こえた。あれっ?先日のベニヒワか?見上げると、いるわ、いるわベニヒワの群れ。旭川の東部中央公園や雨竜町で群れに出合えたということは、今年はベニヒワの当たり年なのかもしれない (^^)

●ベニヒワの群れ(EOS 7D+EF400mm F5.6L USM)
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高い木の上なので400mmでは力不足だった。以下の写真は2倍にトリミングして示す。
●ベニヒワ♂
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●ベニヒワ♀
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天気予報では夜半から明け方まで晴れになっていた。旭川ではここ1カ月間明け方が晴れることがなかったので、11月25日(月)の明け方はアイソン彗星をみる初めてのチャンスかも知れなかった。ところが、調べてみると太陽に急速に接近していて11月24日ごろが見える限界のようだった。11月29日の近日点を過ぎてからに期待するしかないだろう(2)。

一方、ラブジョイ彗星は見やすい位置にあるので撮影しておくことにした。11月25日(月)午前1:30旭川空港近くの観測地に向かった。快晴だが月齢21の月明かりがちょっと気になった。ポータブル赤道儀CD-1+をセットして、EOS 7D、EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USMで撮影を開始した。

●ラブジョイ彗星(2013.11.25 2:12 EOS 7D EF-S 85mm 露出120" ISO1600 F6.3)
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軽いEF400mm F5.6L USM+EOS kiss X3ならポータブル赤道儀でも使えそうだったのでやってみた。
●ラブジョイ彗星(2013.11.25 2:47 EOS kiss X3 EF400mm 露出60" ISO1600 F5.6)
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【脚注】
(1)尾白利加ダム:別名が暑寒ダム。初回記事で暑寒別ダムとの記載は誤り m(_ _)m
(2)アイソン彗星:近日点通過の日本時間2013.11.29 am5時ころ太陽近くで消滅したと発表された。その後、核の一部が生き残っていることが判明し、NASAが生き残った彗星のSOHO画像を公開している。
http://www.nasa.gov/content/goddard/comet-ison-may-have-survived/index.html#.UplZdij9_8F
−追記−
その後NASAより、核が生き残ったという報告は誤りであること、アイソン彗星は完全に崩壊していたことが報告された。「アイソン彗星は、11月28日1時(UT)頃にー2.0等に達し、18.6時に近日点通過、近日点通過後22時に3.1等、29日9時0.5等、30日23時過ぎ6.5等に減光。近日点通過3時間前までに分裂が終了し彗星活動を終えていた。」とのことである。

やっと晴れてツグミとエゾリスと白鳥とラブジョイ彗星 [彗星]

先日の雪は根雪にはならなかった。やや気温が上がり雨になったためだ。まったく晴れないので、アイソン彗星もラブジョイ彗星も、このまま見られないのではないか心配だった。11月17日(日)朝靄がとれると、久しぶりに青空が見えてきた。
●やっと青空の東部中央公園(FINEPIX F900EXR)
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東部中央公園を散歩中、最近居座っているツグミとシジュウカラに出会った(EOS 7D、EF400mm F5.6L USM)。
●東部中央公園のツグミ
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●シジュウカラ
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先日ミヤマカケスとヤマゲラのいたキトウシ森林公園に行ってみた。遠くにシメの群れがいたものの、遠すぎて撮影できなかった。その代わり、せっせとお食事中のエゾリスを見つけた。
●キトウシ森林公園のエゾリス(EOS 7D、EF400mm F5.6L USM)
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冬場なのに鳥の出が今いちかな。こういう時は、永山新川の探鳥スポットに行く。数羽のオオハクチョウがいた。奥さんがFINEPIX F900EXR、私がEOS 7D、EF400mm F5.6L USMで撮影した。ムムッ、奥さんのFINEPIX F900EXRのほうが綺麗に撮れているような気がする〜 (^ ^ !)
●永山新川のオオハクチョウ(FINEPIX F900EXR)
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●永山新川のオオハクチョウ(EOS 7D、EF400mm F5.6L USM)
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午後は旭川市市民活動交流センターcocodeで開催されていた「北の野鳥 四羽展」~絶滅危惧種と季節の鳥たちを見に行った。野鳥の会メンバー4名による写真展。希少種の数々に圧倒される。いつもブログを拝見しているmarkeeさん(markeeのシマフクブログ http://marquirino.exblog.jp/)に初めてお目にかかった。奥様は元の職場の同僚だった。世間は狭い。

この夜は満月で晴れていた。夜半の11月18日(月)午前1:00満月で条件は悪いものの獅子座流星群のピークだ。アイソン彗星もラブジョイ彗星もみられるだろう。仮眠して午前1:00に目覚めた。うっそ〜、曇ってる。ただ雲を通して満月は確認できる。絶望的だが、午前1:30とりあえず旭川から南へ出発。旭川空港あたりで大分晴れてきた \(^o^)/ もう少し南行しよう。午前2:30上富良野町を過ぎたところで路上横の駐車スペースに車を停めた。

双眼鏡でラブジョイ彗星が確認できた。CD-1+ポータブル赤道儀をセットした。満月のため撮影条件は不良でISO800でどうにか写った。
●ラブジョイ彗星(EOS 7D, EF-S 85mm IS USM:ISO 800 露出60" x 3枚コンポジット)
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撮影中、獅子座流星群の流星は確認できなかった。その後曇ってきたためアイソン彗星は確認できなかった。旭川に帰ると深い靄が立ちこめていた。

大雪高原のサメビタキ・エゾビタキ・アカゲラ、そしてレモン彗星 [彗星]

今週も院内ネットワークで使用するユーザーメードシステムの構築に追われた。まだ一部の機能しか乗せていないが、分かりやすくて誰でも簡単に使えるシステムを目指していた。大急ぎで医師や看護師に使用方法を説明した。結果、このシステムを使っているのはほぼ私だけ。って、お〜い!

7月28日(日)大雪高原温泉に行った。旭川から国道39号線を北上し層雲峡を過ぎたところで三国峠側に曲がるとすぐに高原温泉への入り口がある。狭い未舗装の道を10kmほど進む。大雪高原山荘の駐車場に車を停めた。山荘の入り口に「日本秘湯を守る会」の表示があった。そうか、今度は入浴の用意してこよう。

高原沼めぐり登山コースを歩いてみることにした。入山時間は7:00〜13:00まで。ぎりぎりの入山だった。登山事務所で簡単な説明を受ける。ヒグマの生息地のため注意が必要とのことだ。下山時間は15:00となっていた。登山コース一周は無理そうなので、緑沼くらいで引き返すことにした。登山事務所からつづく登山コースの入り口でウグイスが止まっているのを奥さんが見つけた。やっぱり葉隠れだが証拠写真を撮っておこう。
●高原沼めぐり登山コースの入り口
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●葉隠れのウグイス
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●ヤンベタップ川
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ヤンベタップ川を超えたところでサメビタキとエゾビタキの幼鳥にであった(初見のため、違う場合はご指摘ください)。
●サメビタキ
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●エゾビタキの幼鳥
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●ヤンベ温泉を超えて左回りコースに入るところ(まだ雪がある)
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土俵沼、バショウ沼、滝見沼そして緑沼がほぼ近接していた。緑沼に座ることのできる椅子があり、昼食をとった。持って行ったセイコーマートのホットシェフのおにぎり(たまには他のにしたら ^ ^)。
●緑沼
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ここから引き返した。あまり時間が無い。汗だくで戻った。登山コース入り口近くで、白樺の木にアカゲラ幼鳥(註)が止まっていた。間に合った〜、午後2:50に登山事務所に着いた。
●アカゲラ幼鳥(註)
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最近、さっぱりアカゲラがいなくなったと思ったら、やっぱり山の中にいたのだ。

8月2日(金)久しぶりの快晴。レモン彗星はどうなっただろう。奥さん運転で、いつもの旭川空港近くの観測地に行った。レモン彗星は現在ケフェウス座にいるはずだ。どうにか写った。短い尾がみえる。
●ケフェウス座とレモン彗星(EF-S 50mm IS USM、8月2日23:48 F5.0 露出120" ISO3200)
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(EF-S 85mm IS USM、8月2日23:32 F5.6 露出120" ISO3200:2倍トリミング)
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【註:2013.08.25追記】2013..8.25の記事でアカゲラ♂とした写真が、頭部の赤い部分が広いことからアカゲラの幼鳥ではないかとの指摘をうけました。過去記事も検討したところ、当記事のアカゲラも幼鳥と思われるので追加訂正させていただきました。

七夕の夜空とレモン彗星と「大彗星、現る」 [彗星]

七夕の7月7日(日曜日)朝、リクとボンを連れて東部中央公園を散歩した。が、鳥がいない。いつもの探鳥コースにもいない気がした。久しぶりに岩見沢の利根別自然休養林に行ってみることにした。旭川鷹栖から道央自動車道にのった。岩見沢に近づくにつれて晴れてきた。利根別自然休養林の中を汗だくで歩き回った。ウグイスとセンダイムシクイの声は聞こえたが、ついに姿をみることはできなかった。やっと遠くにイカルを見つけただけだった。
●利根別自然休養林のイカル
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国道12号で美唄までもどったところで、そば処匠庵という手打ちそば屋さんが目に止まった。鶏飯とざるそばセットを注文した。細麺のそばは美味しかった。が、たれがやや甘すぎるかな?わさびの代わりに大根おろしなのはこの店のこだわりらしい。奈井江・砂川ICから道央自動車道にのって旭川に戻った。買い物をして家に帰ると、ホームボタンが動作しなくなったiPhone 5を集配にくる約束の時間になった。しばらくしてクロネコ・ヤマトのクール宅急便がやってきた。ケースやアクセサリーは自分で保管して下さいとのことだったので、クッション封筒に入れておいた。しかし、集配時、専用のビニールで密閉する容器に入れ替えて持って行った。なるほど、第三者による情報漏洩できないようにしているらしい。

朝は曇っていたが、だんんだん晴れてきて、夜には快晴になった。七夕だから、織姫と彦星を撮っておこう。午後10時ポータブル赤道儀CD-1+を積んで、奥さん運転で出発した。東川の撮影地は、前回両手と顔を虫に刺されて今もラナケインのお世話になっているので避けた。旭川空港から就実の丘へ向かう農道の道路脇にある小さな舗装された駐車スペースに車を停めた。ここは北の空がやや明るいが虫はいない。織姫と彦星を見るなら十分だ。
●織姫と彦星と天の川(7/7 22:46, EOS7D EF-S 22mm, F4.0, 露出120", ISO3200)
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ISO1600で撮影した写真にlegendを入れてみた。織姫はこと座のベガVega、彦星はわし座のアルタイルAltairである。左下のはくちょう座のデネブDenebの3つで夏の大三角形となる。
●織姫Vegaと彦星Altairと天の川(7/7 22:41, EOS7D EF-S 22mm, F4.0, 露出120", ISO1600)
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レモン彗星はまだカシオペア座β星付近にいるはずだ。
●カシオペア座のレモン彗星(7/7 23:02, EOS7D EF-S 85mm, F5.6, 露出120", ISO3200)
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上の写真の2倍トリミング
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この日、7月1日に出版された「大彗星、現る 一生に一度の巨大彗星を見逃すな!」吉田誠一・渡部潤一著KKベストセラーズを買ってきた。この秋やってくるアイソン彗星に関する本だ。下に概要を紹介する。
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アイソン彗星は近日点通過2013年11月28〜29日。11月中旬〜12月中旬にかけてが見頃となる。夜明け前の東の空に長い尾を伸ばしているはずだ。アイソン彗星が注目されている理由、それはすべてのデータが巨大彗星になることを予測しているからだ【註】。アイソン彗星は、南半球でしか見られなかった大彗星である2006年のマックノート彗星と2011年のラブジョイ彗星をはるかにしのぐ規模の大彗星だ。太陽に接近しすぎて燃え尽きるのではないかと予想されたラブジョイ彗星と同じくらい太陽に近づくこと、ラブジョイ彗星より14倍遠いところまでしか太陽に近づかなかったマックノート彗星が-5〜6等級になって昼間も見えたこと、アイソン彗星はマックノート彗星と同程度の大きさや絶対光度があること、そして今回は日本でよく見える位置に来ることなどである。2013年を彩る巨大彗星になってくれることを祈る (* ̄・ ̄)アーメン

【註】星ナビ8月号に「気になるアイソン彗星の最新情報」が掲載された。2013年2月以後アイソン彗星の増光が鈍ってきている。ラブジョイ彗星やマックノート彗星は近日点通過後に大彗星になった。アイソン彗星も、史上最大級の大彗星となるかどうかは、11月28日の近日点を通過してみるまではわからない。