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僕を作ってくれたジョブズ [Apple]

日本時間10月6日AppleのSteve Jobsが逝去した。僕は少し下だが、ほぼ同年代だ。僕が医大を卒業したころ、コンピュータを一般のヒトが買うことができるようになった(以下記憶で書くので不正確な部分があるかもしれない)。第一次のパソコンブームだ。NEC、富士通、シャープが相次いでパソコン販売を開始していたが、僕は初めてのパーソナルコンピュータであるApple IIがほしかった。でも高価だった。研修医を終えて一般病院に勤めてから、とうとうあこがれのApple IIeにDisk IIをつけて購入した。実用的な日本語は、使えなかった。が、データベースソフトのQuickFile IIによるデータ処理はとても速かった。学会発表用のデータ解析は全部これでやった。だけじゃなくて、ロードランナーの動きのスムーズさに感動したりもしていた。僕にとって初めてのコンピュータは捨てられなくて押し入れに眠っている。写真を撮ってみた。実際の使用時にはRFモジュレータでカラーテレビに画像出力していた。
【Apple IIeとDisk II】
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学位研究のため札幌に移った後、Apple IIeにCP/M-80カードを入れて、WordStarで研究論文を書いた。ブラザーの電動タイプライターに出力してプリントした。学位取得後、米国ペンシルベニア州ピッツバーグ大学に留学した。学割でMacintosh SEを半額で購入した。同時に、レーザープリンター出力の美しさに魅了されて、レーザーライターIIも買ってしまった。留学先ではMacのExcelマクロで検定プログラムを作って仕事で使っていた。日本に帰国時、Macintosh SEを手荷物で持ってきた。出張時は車に積んで持ち歩いた。僕にとって2番目のコンピュータも押し入れに眠っている。今みると画面がとても小さい。17年ぶりに電源を入れる。動いた。漢字トークがきちんと立ち上がった。
【Macintosh SE】
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Excel、Word、FileMakerなどの今につながるソフトはこの頃から使い始めていた。汎用データベースソフトFileMaker Proで作成したテンプレートを学会用データ管理、日常診療文書管理に使用するようになった。それらのテンプレートは回りのヒトも使うようになり、さらに1999年からは文献管理ソフト「PubMedMaker」、医療文書作成ソフト「Theご紹介」の一般公開を開始し、現在も改良を続けている。コンピュータは一貫して新しいMacintoshを使用し続けてきた。そして初代iPodをはじめ、iPhone 4、iPad 2にいたるまで、Apple製品を楽しみながら使い続けている。ジョブズがいなかったら、僕の人生はまったく違ったものになっていただろう。ありがとう、そしてさようならSteve Jobs!

Mac OS 10.6.7アップデートによるCanonレーザープリンターの印刷異常 [Apple]

当方のCanon LBP 5050NおよびCanon MF 8330Cdnのいずれも突然印刷できなくなり、途方にくれておりました。いろいろ調べてみるとMac OS 10.6.7へのアップデートが原因であることが判明しました。Canonホームページの2011/3/24ドライバアップデータで改善します。以上、ご報告まで。
http://cweb.canon.jp/drv-upd/lasershot/capt3macx.html