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ふたご座流星群 2023/12/14 速報:帯広の森にて [流星群]

【12月14日(木)】
 今年のふたご座流星群の極大日は月明かりの無い最良の観察条件だった。旭川は曇り〜雪だったから、晴れている道東の帯広で観察することにした。午後3:30から年休を取り、帯広に向かって出発した。19:30帯広に着いた。インディアンでエビカレーの夕食を摂った。20:55帯広の森の近郊の、いつも利用している畑横の小道に、ポータブル赤道儀スカイメモSとカメラを設置した。帯広の街明かりがやや気になる。
 撮影は、Canon EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 (5.6) ISO3200, 露出20"の連続撮影とした。試写により、こんなもんかなと思い撮影を開始した。いつもF2.2で撮影していたが、確認を怠り、今回はF5.6と暗い設定になってしまっていた。気温はそれほど低くなかったが、強風のためとても寒く感じた。撮影はスカイメモSとEOS 5D Mark IIIに任せて、車内で待機していた。23:25撮影を終了して、帯広から旭川に帰ってきた。帰りのほとんどは奥さんに運転してもらった(感謝)。
 ふたご座流星群の流星は肉眼でもかなり観察された。写真455枚撮影中14枚に流星が写っていたので、Adobe Photoshop CS5で比較(明)合成した。

●ふたご座流星群2023 2023/12/14 20:55〜23:25
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●撮影機材:Canon EOS 5D Mark III + Sigma 14mm + スカイメモS
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しし座流星群・エゾフクロウ・オオアカゲラ・好条件ふたご座流星群情報 [流星群]

【11月23日(木)】
勤労感謝の日で休日。キトウシ森林公園でヒガラ、アカゲラ、ミヤマカケス、エゾフクロウ、エゾリスを撮影してきた。

●ヒガラ
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●アカゲラ
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●ミヤマカケス
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●エゾフクロウ
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●エゾリス
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【11月26日(日)】
キトウシ森林公園でツグミを撮影したのみ。

●ツグミ
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【12月2日(土)】
幻のアンドロメダ座流星群狙いで、晴れる予定の帯広へ向かった。帯広へ向かう前に大雪湧水公園に行くとオオアカゲラに出遭った。帯広は12月3日(日)深夜はほぼ曇ってしまい、アンドロメダ座流星群の流星が流れたのか、流れなかったのか不明。

●オオアカゲラ
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【12月3日(日)】
帯広からの帰り道、シメの大群に遭遇した。車を止めて撮影を始めるも、シメの大群は去ってしまった。ゴジュウカラ、シメ、エゾリスを撮影。

●ゴジュウカラ
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●シメ
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●エゾリス
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【12月10日(日)】
12月8日(金) 職場の忘年会。いやいやながら踊らされたキツネダンスで、案の定、身体が動かず恥をかいたのみ。
12月9日(土) 全自動で星空撮影できるスマート望遠鏡Seestar S50が届いたので、天気予報では晴れるはずの帯広に宿を取った。深夜出かけるも、雲が多くて撮影は断念した。この時期、道東の帯広が2週連続で晴れないのは珍しい。帯広からの帰り、キトウシ森林公園に寄っていつものエゾフクロウを撮影して帰ってきた。

●エゾフクロウ
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しし座流星群流れず
11月18日(土)は、しし座流星群の極大日だった。母天体のテンペル・タットル彗星が遠くにあるため、出現数は期待できない状況だった。念のため美瑛で夜空を見ていたが、流星は確認できなかった。

●オリオン座〜ふたご座〜ぎょしゃ座〜ペルセウス坐と木星
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2023/11/18 22:00:04 Sigma14mm, F1.8 (2.2), EOS 5D Mark III, ISO3200, 30", SKYMEMO Sガイド

ふたご座流星群情報
今年はふたご座流星群が最高条件である。月明かりがないためである。ピークは12月15日(金)午前4時だが、14日(木)夕方〜15日(金)明け方にかけてたくさん流れるはずだ。


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八千代の星空観察会でこと座流星群と東川でカワガラスとルリビタキ [流星群]

【4月22日(土)】
星空観察会の集まりに出席するため、人間ドックの仕事終了後、帯広八千代に出発した。八千代牧場の宿泊施設には17:30頃着いた。出現数は多くないが、こと座流星群のピークが4月23日なので、流星狙いで撮影を開始した。中国からの黄砂のためか、空全体に赤いモヤがかかったような透明度の良くない状態だった。写った流星は6個と少数だった。撮影機材は、流星はSigma 14mm F1.8 DG HSM + EOS 6D HKIR, f1.8 (2.2〜2.5) , ISO2500, 露出30"〜60", LEE No.3, スカイメモSガイド。星雲・星団はEOS 5D Mark III+ BORG 107FL 600mm, 1.08xフラットナー, 648mm, F6.0, ISO3200, 露出30"〜60", Vixen AP赤道儀ガイド。

●こと座流星群の流星 2023/04/22 21:49:25, f2.2, 60"
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●散在性流星  2023/04/22 21:55:06, f2.2, 60"
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●散在性流星  2023/04/23 01:17:35, f2.5, 30"
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流星が多くないので、代表的な星雲、星団を撮影した。

●M13 ヘラクレス座球状星団 2023/04/22 22:36:39 露出60"
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●M104 おとめ座ソンブレロ銀河 2023/04/22 23:03:28 露出60"
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●M4 さそり座球状星団 2023/04/22 23:12:09 露出30"
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●M57 こと座リング星雲 2023/04/22 23:16:24 露出30"
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【4月23日(日)】
朝、八千代牧場を出発。旭川に戻って、市議会議員選挙に行き、梅光軒で昼食。午後から東川の公園に行ってみると、カワガラスとルリビタキに出遭った。

●カワガラス
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●ルリビタキ♂
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●ルリビタキ♀
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ふたご座流星群2022とミヤマカケス・キクイタダキ・シマエナガなど [流星群]

【12月11日(日)】
午前中、雪のキトウシ森林公園に行く。留鳥のミヤマカケス、エゾフクロウ、キクイタダキ、シマエナガを撮影してきた。

●キトウシ森林公園
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●ミヤマカケス
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●ミヤマカケス(奥さん撮影)
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●エゾフクロウ
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キクイタダキ
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●シマエナガ(奥さん撮影)
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【12月14日(水)】
ふたご座流星群のピーク。この時期、旭川はほぼ晴れない。午後から休暇をとって、星空観察会の開かれる予定の道東の浦幌に向かった。午後2時旭川を出発、吹雪のためスピードを出せず時間がかかった。途中、帯広のインディアンでのエビカレーの夕食を摂った。現地の浦幌の観察地には20:40頃着いた。星空観察会のメンバーの方がすでに撮影中だった。撮影の準備中には明るい流星が流れていた。ところが撮影開始後には、明るい流星が撮影範囲に流れなかった。星空観察会のメンバーの方によると、18:00~20:00頃に明るい流星がかなり流れたとのことだった。午後10時、月の出により空が明るくなり、撮影終了し帰ってきた。旭川の自宅には3:30頃着いた。

●ふたご座流星群の流星 2022/12/14 21:04:22
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EOS5D MarkIII+Sigma14mm, F1.8 (2.2), ISO3200, 30"

●ふたご座流星群・合成
ふたご座流星群・合成写真1・4枚合成 2022/12/14 21:19:55〜21:36:36
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EOS 5D MarkIII + Sigma 14mm F1.8 (2.2), DG HSM, ISO3200, 30" x 4, 固定撮影

●ふたご座流星群・合成写真2・5枚合成 2022/12/14 21:11:28〜22:11:28
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EOS 6D_HKIR + Sigma 15mm, F2.8, EXDG, ISO2500, 30" x 5, ケンコー スカイメモSでガイド


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ふたご座流星群2017 in 帯広 [流星群]

毎年12月14日ごろピークとなる「ふたご座流星群」。今年は月明かりのない最良の条件だった。ところが冬季には、冬型の気圧配置により旭川を含む北海道の日本海側は雪、北海道の東側は快晴になることが多い。今年も12月14日(木)は旭川は雪〜曇り、帯広などの道東はずっと快晴の天気予報になっていた。

【12月14日(木)】
午前中の仕事を終了後、午後から年休をとって、奥さんと一緒に帯広に向かった。予想に反して狩勝峠を過ぎても道東も曇っていた。山内農場でゆっくり夕食を摂った。夕食後、やっぱり完全に曇ったままだった。帯広の森で車内で午後9:00まで待機していたが、いっこうに晴れない。

何となく釧路方面なら晴れている気がしてきた。帯広の森から釧路方面に車を走らせた。浦幌まで来たがさっぱり晴れ間が見えなかった。明日は朝から旭川で仕事だから、これ以上行くのはやめにして引き返した。帯広の森くらいまで戻ってくると、奥さんが「星が見える」という。やっと晴れてきたようだ。帯広の森の撮影場所に着いたのは午後10:50になっていた。急いでスカイメモSにカメラ2台をセットして撮影を開始した。たくさん流星が流れている。空の状態はあまり良くなく、ISO1600がギリギリだった。

●ふたご座流星群2017 2017.12.14 23:13〜24:07(EOS 5D Mark III + Sigma EXDG 15mm Fisheye, ISO1600, F3.5, 20秒〜30秒 x 12枚合成)
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●撮影機材
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カメラ2台ともレンズヒーターをつけたのでレンズ面は霜がつかなかった。寒さのため、途中、スカイメモSとEOS 7D Mark IIで電池が切れて、電池の入れ替えを要した。

午前0時を過ぎて空の状態はだんだん良くなってきたが、明日朝から旭川で仕事だから、後ろ髪を引かれる思いで撤収した。帰り道、芽室〜十勝清水〜新得で、車の窓から青白いとても明るい流星が数個見えた。写真で撮れなかったのはちょっと残念だった。午前4:00自宅に戻り、4:30ごろ床についた。

【12月15日(金)】
仕事を終えて自宅に戻ると、HKIR改造(ローパスフィルター改造)を依頼していたEOS 6Dが届いていた。もう一日早ければふたご座流星群に間に合ったのだが。

●HKIR改造したEOS 6D
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宇宙の赤い光をはやく撮りたいところだが、旭川はここしばらく雪の天気予報になっている。

【12月16日(土)】

●雪の東部中央公園:12月16日朝
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ゴールデンウィーク2017−天文編− [流星群]

2017年のゴールデンウィークは自宅で過ごし、探鳥と天体写真を撮っていた。この期間、天体関係では5月3日月面X、5月6日にピークとなるみずがめ座η流星群があり、ジョンソン彗星、タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星、パンスターズ彗星がいずれも7等級でくらいで見えるはずだ。

【月面】
ゴールデンウィーク中おおむね晴れていたのと、日中曇っても夜晴れたりしたため、ほぼ毎日月面撮影できた。いずれもEOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6 + Vixen AP-DM赤道儀を自宅バルコニーにセットして撮影した。PhotoShop CS5でトーンカーブ調整、アンシャープマスク、トリミングを行った。

●月齢4.0 2017/4/30 21:10(ISO3200, 1/200秒)
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●月齢6.0 2017/5/2 21:16(ISO 640, 1/200秒)
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5月3日19時過ぎ月面Xが見えるとの予報だった。20時過ぎに月齢7の半月を撮影すると、月面Xは良く分からなかった。拡大してみると、X形は分かったが上半分が暗かった(矢印)。もう少し待つとX形が明るく見えてくると思われたので、22時30分から再度撮影してみた。今度はX形が明るく見えた。予報の時刻が少し早すぎたようだ。

●月齢7.0 2017/5/3 20:29(ISO400, 1/200秒)
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●暗い月面X(矢印)20:29
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●明るくなった月面X(矢印)22:43 2017/5/3 22:43(ISO800, 1/160秒)
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●月齢8.0 2017/5/4 21:48( ISO640, 1/320秒)
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●月齢9.0 2017/5/5 23:38(ISO400, 1/200秒)
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【彗星】

5月2日深夜(5月3日夜半)月没を待って、美瑛の皆空窯付近に出かけた。ジョンソン彗星(C/2015 V2)とタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)の撮影が目的だった。明け方にはパンスターズ彗星(C/2015 ER61)も見えるはずだった。しかし東側に丘があったため、明け方ぎりぎり地平線上に出てくるパンスターズ彗星は見られなかった。

撮影機材はEOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0 + Vixen AP-DM赤道儀である。Prominar望遠レンズにはファインダー取り付け部がないため、K-ASTECの鏡筒バンド+アルカスイス互換アダプターを介して7x50mmファインダーを取り付けた。両彗星とも7等級なので、眼視導入にはファインダーが必須である。JpegとRAWで撮影したが、提示した写真はjpeg画像をNik CollectionのColor Efex Pro4でディテール強調、Dfine 2処理後、PhotoShop CS5でトーンカーブ調整、トリミングした。

●撮影機材(iPhone 7 plus)
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●ジョンソン彗星 2017/5/3 1:44(ISO6400, 90秒)
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●タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星 2017/5/3 2:17(ISO5000, 60秒)
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【流星】

みずがめ座η流星群は5月6日がピークであるが、だらだらと弱いピークがつづくようだ。5月3日彗星撮影中に自動で固定撮影してみた。2017/5/3 1:09〜2:31の1時間22分間に5個の流星が写っていた。これらの流星はみずがめ座η流星群としては輻射点が異なるようだ。いずれも短い流星であり、みずがめ座η流星群の特徴とされる長い流星ではなかった。散在性流星がたまたま流星群のように見えただけなのかも知れない。

撮影機材はEOS 6D + Sigma 15mm F2.8 EXDG Diagonal Fisheye, ISO 3200, 露出30秒で固定撮影した。Jpeg画像をNik CollectionのColor Efex Pro4でディテール強調、Dfine 2処理後、PhotoShop CS5でトーンカーブ調整を行なった。

●流星① 2017/5/3 1:54
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●流星② 2017/5/3 2:11
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●流星③ 2017/5/3 2:12
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●流星④ 2017/5/3 2:14
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●流星⑤ 2017/5/3 2:26
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みずがめ座η流星群のピークである5月6日にも、月没を待って美瑛に出かけた。当方ビールを飲んでしまったため、奥さんに運転を頼んだ。はじめに望岳台に行ったが、残雪のため駐車場しか観察場所がなかった。駐車場の街灯が明るくて撮影場所としては良くなかった。結局、前回と同じ皆空窯付近に戻った。ここには広い駐車場があり、しかも街灯はないので観測場所としてはこちらの方が良かった。

撮影開始時刻が遅くなり、さらに薄明開始ごろ薄雲が広がってきたからあまり時間がなかった。2017/5/6 2:09〜2:45の36分間に流星は1個だけ写っていた。今回も輻射点はみずがめ座η流星群とは異なるようだった。

●流星 2017/5/6 2:23(EOS 6D + Sigma 15mm F2.8 EXDG Diagonal Fisheye, ISO 3200, 露出20秒で固定撮影)
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【2017年8月21日アメリカ皆既日食ツアー情報】

【FileMaker Pro 12〜15用サンプルファイル公開】



Perfect humanからふたご座流星群まで [流星群]

忘年会の出し物でパーフェクトヒューマンをやるという。私は中央で立っているだけでいいとのことだった。子供の頃から、合唱団だったり、美術部だったりしたから、歌ったり絵を描くことは得意だった。が、リズムに合わせて踊ることはとても苦手だったので、生涯封印してきた。それを500人以上の職員の前で踊るというのだ。

忘年会まで一週間を切って初めて練習をした。皆は思いの外ダンスがうまい。中央に立って、首だけ振っていればいいというものではなかった。動画を見て、鏡の前でやってみるも、左右反対でうまくいかない、よく分からない。そこで、代表的な部分をファイルに落として、PhotoShopで左右反転。この写真を見ながら、鏡の前で同じ格好をしてみる。後はそれらをつなぎ合わせる動作を練習。何とか間に合った。12月9日(金)本番、黒いシャツと金色のネクタイ、サングラスをかけて出演。かなり受けて、出し物の中で優勝した(出演は4グループしかなかったが何か)。

●練習用パーフェクトヒューマン;左右反転
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12月10日(土)午前中は病棟と人間ドックの仕事。昼食は紅雪庭でもり天。相変わらず美味。夜出席の他施設の忘年会まで時間がある。市内の公園をまわったが、何にも出遭えないまま、あっという間に暗くなって、暗い気持ちのまま終了。

●紅雪庭のもり天
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12月11日(日)久しぶりに晴れた。リベンジだ。キトウシ森林公園に行くも、キレンジャクもベニヒワも、もちろんギンザンマシコも来ていなかった。いや、ミヤマカケスもツグミすら見かけなかった。

●キトウシ森林公園
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旭川に戻って、神楽岡公園と外国樹種見本林へ行った。やはり野鳥の出が悪く、神楽岡公園で留鳥のシジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、キタキツネ、外国樹種見本林でエゾリスを見たのみだった。

●神楽岡公園
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●シジュウカラ(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●ゴジュウカラ(同)
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●ハシブトガラ(同)
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●キタキツネ(FinePix S1; 奥さん撮影)
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●エゾリス(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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12月12日(月)の夜、ぼぼ曇りながら、ときどき雲の切れ間から月が見えた。自宅バルコニーを雪かきして、Vixen AP-DMに付けたProminar 850mmを出して月面撮影。この時ふたご座流星群の流星が1個見えた(未撮影)。何とかふたご座流星群を撮影したい。深夜、忠別川堤防へ行ったが、月明かり+雲多く断念した。

●月齢13.0 2016/12/12 22:28(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO400, 1/400秒)
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12月13日(火)は雪〜曇り。夜10時頃、雲間にポッカリ穴があいたように晴れ間ができた。昨日同様、自宅バルコニーで、ほぼ満月を撮影。同時に雲の少ない部分を5秒ごとに撮影してみた。すぐに雲が広がってしまった。見返すと、奇跡的に一コマふたご座流星群の流星が写っていた。

●月齢14.0 2016/12/13 22:07(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO320, 1/500秒)
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●ふたご座流星群の流星 2016/12/13 22:18(EOS 6D + EF24mm f4L IS USM, ISO400, 露出5秒)
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ぎょしゃ座〜おうし座〜ふたご座〜オリオン座

●同;トリミング
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流星はおうし座に出現、右にヒアデス星団、右下に月、左側はぎょしゃ座、下方にふたご座の輻射点がある

12月15日(木 )深夜になって晴れてきた。
●月齢16.2 2016/12/16 2:58(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO400, 1/400秒)
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ペルセウス座流星群2016と帯広のエゾリス [流星群]

2016年のペルセウス座流星群の極大日は8月12日(金)、ピークは21:00頃だった。月明かりがあるから、月没後の23時過ぎが見ごろだ。旭川はこの一週間好天に恵まれていた。ペルセウス座流星群は、極大日の前後数日は流星の出現が期待できるので、8月9日(火)から見に行くことにした。

【8月9日(火)】
西神楽町の就実の丘で23:00から撮影開始。Vixen AP赤道儀にカメラ2台を乗せた。23:40にモヤのため撮影を終了した。ペルセウス座流星群の流星は1個撮影できたのみ。肉眼的には流星痕を伴う流星が2〜3個見えた。

●ペルセウス座流星群:2016/8/9 23:32 EOS 5DIII + Sigma EXDG 20mm, F2.8, ISO5000, 30秒
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【8月11日(木)】
8月10日(水)も晴れていたが、職場の飲み会のため観測できなかった。8月11日(木)は娘夫婦と、奥さんの実家である新十津川町へ墓参りに行った。その後、月形町の道民の森と新十津川町の吉野公園に探鳥に行くも、少数のハクセキレイとアオサギを見たのみ。深夜、前日と同じ就実の丘に行った。ポータブル赤道儀スカイメモS、カメラ1台にした。撮影開始は8月12日00:08、撮影終了01:15、ペルセウス座流星群の流星は3個撮影できた。

●ペルセウス座流星群:2016/8/12 0:38〜1:02 EOS 5DIII + EF 24mm f/4L IS USM, F4.0, ISO5000, 露出50" x 3枚 比較(明)合成
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【8月12日(金)】
ペルセウス座流星群の極大日であり、テレビでもアナウンスされていた。就実の丘は狭いので、かなり混雑すると予想された。そこで星空の美しさで知られている美瑛の望岳台に行くことにして、21:30頃出発した。奥さんも同行していた。現地に近づくにつれてすれ違う車が増えてきた。山奥にしては車が多すぎる。ひょっとしたら望岳台も混雑しているのか?その通りだった。22:30頃着くと、望岳台の駐車場はほぼ満車だった。やや探してどうにか駐車できた。全道から流星観測目的でヒトが集まっていると思われた。関西弁も聞こえたから道外からやって来た方もいるようだった。カメラ2台、スカイメモSによる赤道儀撮影と固定撮影を行なった。翌日朝から仕事が入っていたから、午前1:44に撮影終了し午前2:00帰路についた。

EOS 5DIII + Sigma EXDG 20mm + スカイメモSによる撮影は、2016/8/12 22:59〜2016/8/13 01:44までで、流星は20個写っていた。EOS 7D + EF 24mmによる固定撮影では、2016/8/12 23:13〜2016/8/13 01:30までで、流星は2個写っていた。

●ペルセウス座流星群:2016/8/12 23:25〜24:51 EOS 5DIII + Sigma 20mm EXDG, F2.8, ISO3200, 露出1分 x 12枚 比較(明)合成
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●ペルセウス座流星群:2016/8/13 01:25 EOS 5DIII + Sigma 20mm EXDG, F2.8, ISO3200, 露出1分
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●ペルセウス座流星群:2016/8/13 00:12〜00:15 EOS 7D + EF 24mm, f/4L IS USM, F4.0, ISO6400, 露出45秒 x 2枚 比較(明)合成
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【8月13日(土)】
午前中は仕事。紅雪庭でモリテンの昼食を摂った。

●紅雪庭モリテン
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8月12日は主にペルセウス座の輻射点からカシオペア座方向を撮影したが、明るい流星は撮影範囲の外側に出ることが多かった。8月13日は撮影範囲を変更することにした。

8月13日23:30出発、就実の丘で空を見上げるとモヤのため透明度悪く、結局美瑛の望岳台に向かった。現地には8月14日00:30頃着いた。観察に来ていた人は昨日に比べると1/5くらいの感じだった。撮影機材は昨日とほぼ同じだが、EOS 7Dのレンズを昔使用していたEF-S 15mmに変更した。

EOS 5DIII + Sigma EXDG 20mm + スカイメモSによる撮影は、2016/8/14 00:52〜2016/8/14 02:54までで、流星は3〜4個写っていた。EOS 7D + EF-S 15mmによる固定撮影では、2016/8/14 00:55〜2016/8/14 02:51までで、流星は9個写っていた。写っていた流星は暗いものが多かった。2枚のみ提示する。

●ペルセウス座流星群:2016/8/14 02:12 EOS 5DIII + Sigma 20mm EXDG, F2.8, ISO4000, 露出1分
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●ペルセウス座流星群:2016/8/14 02:05 EOS 7D + EF-S 15mm IS USM, F3.5, ISO3200, 露出30秒
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【8月14日(日)〜8月15日(月)】
墓参りのため帯広の実家に向かった。帯広では母と3人兄弟夫婦が集まり、娘の結婚式以後久しぶりに夕食を伴にした。翌8月15日は帯広中央公園と緑が丘公園で探鳥したが、いずれもエゾリスが走り回っているものの野鳥には出遭わなかった(ついでにPokemon GOもやっていた)。

●大雪山旭岳:2016/8/14 東神楽町にて
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●エゾリス:帯広中央公園(FinePix S1;奥さん撮影)
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●エゾリス:帯広中央公園(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●エゾリス:緑が丘公園(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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【月面撮影】
この一週間、月面撮影もしていたので一挙掲載しておく。いずれも撮影機材はEOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6である。

●月齢5.6 2016/8/8 20:04(ISO1000, 露出1/125")
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●月齢6.7 2016/8/9 20:27(ISO1000, 露出1/400")
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●月齢8.6 2016/8/11 20:20(ISO640, 露出1/320")
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●月齢9.6 2016/8/12 19:53(ISO400, 1/200")
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●月齢10.6 2016/8/13 20:13(ISO400, 1/200")
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ふたご座流星群2015とギンザンマシコとキレンジャク [流星群]

月明かりのない最良の観察条件となった2015年のふたご座流星群は、ピークの12月14日〜15日が全国的に曇った中で北海道は晴れた。旭川は12月13日(日)〜12月14日(月)夜半まで晴れていた。12月13日(日)夕方、バルコニーで細い月を撮影後、暗い空を求めて車を走らせた。東川の農道〜旭川空港付近の農道(冬期閉鎖のため入口付近のみ)はあまり空の条件が良くなかった。結局美瑛郊外の農道で撮影した。ふたご座流星群の流星は5個写ったが、透明度が悪いのと街明かりで不満足な写真となった。

●月齢1.9日:2015/12/13 17:05(EOS 5DIII + Prominar 350mm, F4.0, ISO3200, 1.3")
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12月14日(月)夜も旭川空港付近は交通量多く断念、昨日と同じ美瑛郊外の農道に陣取った。この日も空の透明度が悪く、街明かりがあってあまり条件は良くなかった。肉眼的には流星がたくさん見えるので、ここで撮影を開始することにした。

●スカイメモS
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●ふたご座流星群 2015.12.14 20:03〜20:44 (EOS 5DIII + Sigma EXDG 20mm, F2.8, ISO2000, 15"〜20" 5枚合成)
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●同 2015.12.14 21:10〜22:44(EOS 5DIII + Sigma EXDG 20mm, F2.8, ISO2000, 30" 7枚合成)
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●同 2015.12.14 23:14〜23:24(EOS 5DIII + Sigma EXDG 20mm, F2.8, ISO2000, 30" 4枚合成:薄雲が広がってきた)
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流星は29個写っていた。肉眼的にはその2〜3倍は見えたと思う。撮影範囲外にもたくさん流れていた。facebook情報では、さらに十勝岳方向にある望岳台で観察している方がかなりいて、明るい流星がでるたびに歓声が上がる状況だったようだ。

【最近の探鳥状況など】
12月9日(水):奥さんが近所のアンテナにとまったハイタカを撮影。私も12月10(木)朝、東部中央公園にいたハイタカを撮影した。

●ハイタカ(FinePix S1)
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●ハイタカ(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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12月12(土):内視鏡の仕事終了後、先日奥さんがギンザンマシコ♂を目撃したところに向かった。現地に着くと丁度markeeさんが撮影しているところだった。私も2〜3枚撮ったところで飛んで行ってしまった。

●ギンザンマシコ♂(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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12月13(日):ギンザンマシコ狙いでリベンジに行くも、現れず。苦しいときのキトウシ頼みで東川へ。予想外に野鳥少なく、ほぼエゾリスのみ撮影。エゾリスを撮れただけでも良しとしよう ^ ^; と思って奥さんに見せたら、奥さんのほうが超近接のエゾリスを撮影していた。

●エゾリス(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●エゾリス(FinePix S1)
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12月15(火)〜12月16(水):奥さんが旭川市内で電線上とナナカマドを行き来するキレンジャク軍団に遭遇した。多くがキレンジャク、少数のヒレンジャクが混じっていた。

●旭川市内のキレンジャク軍団(2015/12/15 FinePix S1)
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●キレンジャクとヒレンジャク(2015/12/16 FinePix S1)
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オリオン座流星群とキトウシのツグミたち [流星群]

【10月22日(木)】
夜、講習会の予定だった。が、久しぶりに晴れている。ここで講習会に出て出席点数を稼ぐか、月やオリオン座流星群を見に行くか、人生の中でどちらが大切か?天秤にかけた結果、当然後者でしょ。速攻、家に帰りバルコニーで月面撮影。

●月齢9.4 2015/10/22 19:54(EOS 7D + Prominar 500mm F5.6 ISO400 露出1/200")
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ハレー彗星を母彗星とするオリオン座流星群のピークが10月22日(木)。一般に夜半過ぎが見ごろだから、10月23日(金)にはなるが、まだ見られるはずだ。

【10月23日(金)】
午前2時少し前、観測場所の旭川空港周辺に向かった。いつもの観測場所は誰か占領してたから、その近くでスカイメモSを設置して撮影を開始した。肉眼的には明るい2個の流星を見るも撮影部位ではなかった。自宅に戻って写真をチェックすると、暗めのオリオン座流星群の輻射点に一致する流星が2個写っていた。小さい流星なのでトリミングして示す。

●オリオン座流星群① 2015/10/23 2:54 EOS 5DIII + Sigma EXDG20mm F3.2 ISO2500 露出60秒:画面中段左側
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●オリオン座流星群② 2015/10/23 3:10 EOS 5DIII + Sigma EXDG20mm F3.2 ISO2500 露出60秒:画面中段右端
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3:30頃まで粘っていると、金星、木星、火星の直列が見えてきた。

●3惑星集合 2015/10/23 3:24 EOS 5DIII + Sigma EXDG20mm F2.8 ISO1600 露出30秒:上から金星、木星、火星。右上は人工衛星
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この日の夜は雲が多かった。23時過ぎに空をみたら西の空低く月が見えていた。ブログでお世話になっている まっちゃん から月面撮影とホワイトバランスについてのコメントがあったので、ホワイトバランスを変えて撮ってみた。「AWB」は白黒っぽく写り、「太陽光」は見た感じに近い色で写るから、私はいつも「太陽光」で撮影している。

●ホワイトバランスの違いによる月面 2015/10/23 23:47〜23:51(EOS 7D + Prominar 500mm, F5.6 ISO500 露出1/200秒
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左:太陽光、右:AWB(オート)

【10月24日(土)】
曇りながら、そろそろ野鳥が増えてきたであろうキトウシ森林公園に向かった。私はEOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM、奥さんはFinePix S1を持って撮影を開始した。

●キトウシ森林公園入り口(FinePix S1)
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ツグミがそこら中に来ていた。

●たくさんのツグミたち(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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※この視野に7羽のツグミ

●ツグミ(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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まあ、こんなところかな ^^; 奥さんも撮影していたので、帰って写真をチェックしたら私よりもたくさん撮ってた〜 ...> <...

●たくさんのツグミたち(FinePix S1)
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※この視野に13羽のツグミ

●ツグミ(FinePix S1)
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●シメ(FinePix S1)
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●ヤマゲラ(FinePix S1)
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午後、雨上がりに少しだけ日が差した。リクとボンの散歩中、虹が綺麗に見えていた。

●虹:東部中央公園 2015/10/24 15:26(iPhone 6 plus)
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【10月25日(日)】
日帰りで東京へ。当方の関連学会の専門医試験。久しぶりにマークシート形式の試験を受けてきた。100問100分のテスト、事前準備はしてきた。時間もてあますだろうから50分くらいで早めに退席して帰ってこよう ^^; と、思っていたら、予想外の問題だらけ。フルに時間使って大汗かいて帰ってきた。この手の問題は得意だと思っていたが、年齢には勝てないのかなぁ ...> <... この日、東京は快晴だった。旭川は朝から雪が降っていた。旭川空港には雪が積もっていた。

【10月26日(月)】
旭川厚生病院の連携の会に出席。懇親会終了後、空を見上げると雲の切れ目から満月近い月が綺麗に見えた。自宅に戻り、バルコニーで撮影。

●月齢13.5 2015/10/26 21:50(EOS 7D + Prominar 500mm F5.6 ISO320 露出1/200秒)
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