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部分日食2019とウィルタネン彗星 in 帯広 [日食]

部分日食編

【1月5日(土)】
2019年1月上旬はまだ十分明るいウィルタネン彗星が見られ、1月6日には部分日食も起きる。1月5日、1日も晴れない旭川に見切りを付け、帰省中の娘と娘の長男と奥さんを連れて、毎日晴れている帯広に向かった。帯広に着いてホテルにチェックイン後、日食観察地のロケハンに行った。観察地は帯広川の堤防にした。午後4時、観察場所は快晴だった。

●日食観察地:帯広川堤防
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1月5日夜、八千代カウベルハウス近くの農道でウィルタネン彗星を撮影した。天頂近くのウィルタネン彗星の導入に手こずって時間を費やした。素晴らしい星空が広がっていたが、氷点下10℃以下の寒さに負けてこれ以上の撮影は断念した。ちょっと惜しい気もするが、主目的は日食なので早めに引き上げた。

●ウィルタネン彗星の撮影:八千代の農道にて
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●ウィルタネン彗星/46P 2019.1.5 23:16:53:52 EOS 6D(HKIR) + BORG107FL, 1.08X flattener, 624mm, F5.8, ISO3200, 露出10分(2分 x 5枚;SI8にてコンポジット, 1.2x trim)
Wirtanen180105PS2.jpg

【1月6日(日)】
昨夜は快晴だったし、天気予報も晴れになっていたからすっかり安心していた。ところが、朝、外を見て愕然とした。全天、雲が覆っている。ウソだろうと思いながら、一人観察地に向かった。

●帯広川堤防:日食当日の朝
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7:50 現地に着いた。やはりほぼ全天曇り。一部雲の途切れたところもあったから、一応撮影機材はセットアップした。8:40 日食が始まる直前、太陽のいるところの雲が消えて太陽が顔を出したかと思うと、急速に雲が去っていった。快晴になってしまった。あっという間の出来事だった。あたかも日食を見せてくれるためのような晴れ方だった。慌ててシナリオ通りに撮影を開始した。

●日食撮影機材 左:拡大撮影用、右:連続食分撮影用
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撮影中6〜7人の方から声をかけられた。テレビや新聞でアナウンスされていたためか、「日食ですか」という聞かれ方が多かった。日食用サングラスを余分に用意してあったので、みてもらうと「あっ、本当だ」とか「久しぶりに日食見た」と喜ばれた。

●部分日食の連続食分撮影 2019.1.6 08:46:35〜11:51:35, 5分ごと38枚を比較(明)合成
EOS 5D Mark III + Sigma 20mm, EXDG, F4.0, ISO200, 1/800", 1.2x trim
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●部分日食の拡大撮影 2019.1.6 08:56:41~11:41:41, ほぼ20分ごとの写真
EOS 6D + BORG107FL, BORG107FL, 1.4 x TELECON GR + 1.08x FLATTENER, 907mm, F8.5, ISO250, 各1/1000”
eclipse2018tm.jpg

家族は、寒空で長時間日食を観察するのは大変なのでホテルで食の最大頃に見ることになっていた。

●娘撮影のiPhoneによる部分日食写真 日食用サングラスごしにiPhone 8で撮影した。右はゴースト。
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●日食観測中 (?) の娘の長男
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野鳥の初撮り編

【1月2日(水)】
お正月休みの1月2日午前、キトウシ森林公園に初撮りに行った。曇っていてかなり暗かったので綺麗には撮れなかったが、シマエナガ、ヒガラ、キバシリを撮影できた。

●シマエナガ(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM;以下同じ)
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●ヒガラ
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●キバシリ
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