9月の三連休x2と月と彗星と黄道光 [彗星]
【9月15日(土)】
午前中の内視鏡の仕事を終えてから札幌に向かった。翌日午前の姪の結婚式の写真撮影に間に合うように前日入りしたのだ。札幌へ向かう途中、美唄東明公園に立ち寄るも野鳥には遭遇できなかった。
●美唄東明公園
夜、札幌かに本家で前祝いのカニを食する (^^)
●毛ガニとずわい:札幌かに本家
【月面撮影;9月17日(月)〜9月20日(木)】
9月17日午前中は札幌西岡公園で探鳥するも遠いシジュウカラ、ゴジュウカラを見たのみだった。旭川に帰って、夜自宅バルコニーで月面撮影した。9月17日〜9月20日はシーイング不良で雲は多い日もあったが毎日晴れた。火星や土星はこのシーイングでは(1/5)撮影不能だった。一方月面ならCMOS動画のスタックで十分撮れるので4夜連続で撮影した。
撮影条件はいずれも同じ。EdgeHD800 + 0.7倍レデューサー + ZWO ASI174MC + ZWO IR/UVカットフィルター 1.25”, FireCapture v2.5, Filter=UV, Profile=Moon, Fames captured=1000, AS!2.6.8 15%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元、2分割で撮影した画像をPhotoShopCS5で合成し、色調・コントラスト調整。
●バルコニーで月面撮影(9月18日)
●月齢7.8と月面X 2018.9.17 20:19:04〜(58秒+57秒)
月齢8.7 2018.9.18 20:17:06〜(55秒+79秒)
月齢9.8 2018.9.19 21:31:54〜(59秒+72秒)
月齢10.8 2018.9.20 22:27:12〜(66秒+61秒)
【ジャコビニ彗星;9月20日(木)〜9月21日(金)】
9月20日(木)は自宅バルコニーで、9月21日(金)は旭川空港近くの農道脇で撮影した。
●Giacobini-Zinner彗星/21P 2018.9.20 03:33
EOS 6D (HKIR) + BORG107FL + 1.08x FLATTENER, 624mm, F5.8, ISO3200, 露出7分 (30秒 x 14枚) StellaImage 8でコンポジット、dark補正5枚、flat補正5枚。PhotoShop CS5調整、1.5倍トリミング。
●ジャコビニ彗星の撮影と黄道光 2018.9.21 03:34(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM, ISO1600, 露出15秒)
左下から中央上部にかけて黄道光が見られる
●Giacobini-Zinner彗星/21P 2018.9.21 03:34
EOS 6D (HKIR) + Prominar 500mm, ISO 5000, F5.6, 露出5分 (30秒 x 10枚)StellaImage 8でコンポジット、dark補正5枚、flat補正5枚。PhotoShop CS5調整、1.5倍トリミング。
【9月22日(土)】
三連休2回目は小樽〜白老へプチ旅行してきた。9月22日午前中、第22回旭川陶芸フェスティバルを見に行ってフクロウのコーヒーカップとペン立てを買った後、ホテルノイシュロス小樽に向かった。オーシャンフロント、展望露天風呂つきでディナーも美味しかった。
●ホテルノイシュロス小樽
●ノイシュロスのディナー
【9月23日(日)】
白老の虎杖浜温泉ホテルに向かった。途中、ポロトの森で探鳥した。ゴジュウカラ、コゲラ、ヤマガラを撮影した。当方のカメラのFが暗くなっていてブレた写真になったため、奥さん撮影の写真を示す。
●コゲラ(Finepix S1;奥さん撮影)
●ヤマガラ(Finepix S1;奥さん撮影)
【9月24日(月)】
白老から旭川まで帰ってきた。帰る途中、苫小牧の北大苫小牧研究林に立ち寄った。曇り〜雨で、暗くてブレた写真を量産した。キバシリだけ示す。旭川に帰って、夜は中秋の名月だが、土砂降りとなってしまった。雲間に少し月が見えることもあったものの撮影はできなかった。
●キバシリ(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM)
午前中の内視鏡の仕事を終えてから札幌に向かった。翌日午前の姪の結婚式の写真撮影に間に合うように前日入りしたのだ。札幌へ向かう途中、美唄東明公園に立ち寄るも野鳥には遭遇できなかった。
●美唄東明公園
夜、札幌かに本家で前祝いのカニを食する (^^)
●毛ガニとずわい:札幌かに本家
【月面撮影;9月17日(月)〜9月20日(木)】
9月17日午前中は札幌西岡公園で探鳥するも遠いシジュウカラ、ゴジュウカラを見たのみだった。旭川に帰って、夜自宅バルコニーで月面撮影した。9月17日〜9月20日はシーイング不良で雲は多い日もあったが毎日晴れた。火星や土星はこのシーイングでは(1/5)撮影不能だった。一方月面ならCMOS動画のスタックで十分撮れるので4夜連続で撮影した。
撮影条件はいずれも同じ。EdgeHD800 + 0.7倍レデューサー + ZWO ASI174MC + ZWO IR/UVカットフィルター 1.25”, FireCapture v2.5, Filter=UV, Profile=Moon, Fames captured=1000, AS!2.6.8 15%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元、2分割で撮影した画像をPhotoShopCS5で合成し、色調・コントラスト調整。
●バルコニーで月面撮影(9月18日)
●月齢7.8と月面X 2018.9.17 20:19:04〜(58秒+57秒)
月齢8.7 2018.9.18 20:17:06〜(55秒+79秒)
月齢9.8 2018.9.19 21:31:54〜(59秒+72秒)
月齢10.8 2018.9.20 22:27:12〜(66秒+61秒)
【ジャコビニ彗星;9月20日(木)〜9月21日(金)】
9月20日(木)は自宅バルコニーで、9月21日(金)は旭川空港近くの農道脇で撮影した。
●Giacobini-Zinner彗星/21P 2018.9.20 03:33
EOS 6D (HKIR) + BORG107FL + 1.08x FLATTENER, 624mm, F5.8, ISO3200, 露出7分 (30秒 x 14枚) StellaImage 8でコンポジット、dark補正5枚、flat補正5枚。PhotoShop CS5調整、1.5倍トリミング。
●ジャコビニ彗星の撮影と黄道光 2018.9.21 03:34(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM, ISO1600, 露出15秒)
左下から中央上部にかけて黄道光が見られる
●Giacobini-Zinner彗星/21P 2018.9.21 03:34
EOS 6D (HKIR) + Prominar 500mm, ISO 5000, F5.6, 露出5分 (30秒 x 10枚)StellaImage 8でコンポジット、dark補正5枚、flat補正5枚。PhotoShop CS5調整、1.5倍トリミング。
【9月22日(土)】
三連休2回目は小樽〜白老へプチ旅行してきた。9月22日午前中、第22回旭川陶芸フェスティバルを見に行ってフクロウのコーヒーカップとペン立てを買った後、ホテルノイシュロス小樽に向かった。オーシャンフロント、展望露天風呂つきでディナーも美味しかった。
●ホテルノイシュロス小樽
●ノイシュロスのディナー
【9月23日(日)】
白老の虎杖浜温泉ホテルに向かった。途中、ポロトの森で探鳥した。ゴジュウカラ、コゲラ、ヤマガラを撮影した。当方のカメラのFが暗くなっていてブレた写真になったため、奥さん撮影の写真を示す。
●コゲラ(Finepix S1;奥さん撮影)
●ヤマガラ(Finepix S1;奥さん撮影)
【9月24日(月)】
白老から旭川まで帰ってきた。帰る途中、苫小牧の北大苫小牧研究林に立ち寄った。曇り〜雨で、暗くてブレた写真を量産した。キバシリだけ示す。旭川に帰って、夜は中秋の名月だが、土砂降りとなってしまった。雲間に少し月が見えることもあったものの撮影はできなかった。
●キバシリ(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM)
道北へ道すがらの探鳥と遠ざかる火星、ジャコビニ彗星 [彗星]
9月6日(木)の胆振東部地震、旭川は震度4だった。全道的な停電はあったものの、当地は当日夜〜翌朝には電力がもどった。幸い職場にも大きな被害は出なかった。9月9日(日)早朝、ここ数年行っていなかった道北のサロベツ原野に向かった。
【9月9日(日)】
天塩川河川敷にあるハマナスの丘で探鳥。野鳥は少なかったがコヨシキリ、オオジュリン♀、ミサゴを撮影できた。
●オホーツク海岸と利尻山:天塩町(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
●コヨシキリ(FinePix S1;奥さん撮影)
●オオジュリン♀(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
●ミサゴ(同)
天塩町から北上し、下サロベツのパンケ沼へ向かった。パンケ沼の木道を歩いてみたが、まったく野鳥は見えなかった。道すがらノビタキ♀とヒシクイの群れに遭遇した。
●パンケ沼と木道(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
●ノビタキ♀(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
●ヒシクイ(同)
【9月11日(火)】
晴れた。夜自宅バルコニーで遠ざかりつつある火星を観察した。恒星の瞬きは大きくなく良好なシーイングを期待したが、EdgeHD800で観察すると激しい大気のゆらぎのため表面模様が確認できないほどだった。シーイングは1/5くらい。火星の視直径は7月27日には24.21"だったが、この日は19.00"と小さくなっていた。また南極冠は大分小さくなった。
●火星 2018.9.11 21:38:20 (132秒)
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Diameter=19.00", Frames captured=10000 Frames, AS!2.6.8 25%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整
深夜(9月12日未明)、自宅バルコニーでGiacobini-Zinner彗星21Pを撮影した。
●Giacobini-Zinner彗星21Pの撮影機材
●Giacobini-Zinner彗星21P 2018.9.12 02:25~2018.02:31 (6分)
2018.9.12 02:25~02:31 EOS 6D (HKIR) + BORG107FL + 1.08x FLATTENER, 624mm, F5.8, ISO3200, 6分 (40秒 x 9枚) StellaImage 8でコンポジット、PhotoShop CS5調整、1.5倍トリミング
【9月9日(日)】
天塩川河川敷にあるハマナスの丘で探鳥。野鳥は少なかったがコヨシキリ、オオジュリン♀、ミサゴを撮影できた。
●オホーツク海岸と利尻山:天塩町(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
●コヨシキリ(FinePix S1;奥さん撮影)
●オオジュリン♀(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
●ミサゴ(同)
天塩町から北上し、下サロベツのパンケ沼へ向かった。パンケ沼の木道を歩いてみたが、まったく野鳥は見えなかった。道すがらノビタキ♀とヒシクイの群れに遭遇した。
●パンケ沼と木道(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
奥さん↑
●ノビタキ♀(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
●ヒシクイ(同)
【9月11日(火)】
晴れた。夜自宅バルコニーで遠ざかりつつある火星を観察した。恒星の瞬きは大きくなく良好なシーイングを期待したが、EdgeHD800で観察すると激しい大気のゆらぎのため表面模様が確認できないほどだった。シーイングは1/5くらい。火星の視直径は7月27日には24.21"だったが、この日は19.00"と小さくなっていた。また南極冠は大分小さくなった。
●火星 2018.9.11 21:38:20 (132秒)
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Diameter=19.00", Frames captured=10000 Frames, AS!2.6.8 25%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整
深夜(9月12日未明)、自宅バルコニーでGiacobini-Zinner彗星21Pを撮影した。
●Giacobini-Zinner彗星21Pの撮影機材
●Giacobini-Zinner彗星21P 2018.9.12 02:25~2018.02:31 (6分)
2018.9.12 02:25~02:31 EOS 6D (HKIR) + BORG107FL + 1.08x FLATTENER, 624mm, F5.8, ISO3200, 6分 (40秒 x 9枚) StellaImage 8でコンポジット、PhotoShop CS5調整、1.5倍トリミング
月とジャコビニ彗星と土星・火星とUFO*ですか? [彗星]
【9月1日(土)】
新潟市で開催された日本人間ドック学会および研修会を終えて、新潟空港から千歳へ向かうJAL2877便に18:05に搭乗した。機内から綺麗な日没が見えた。
●日没 2018.9.1 18:26:18(iPhone 7 plus)
人間ドック学会中は新潟はずっと雨が降っていた。北海道に近づくにつれて晴れてきた。千歳空港から旭川までは列車に乗った。札幌で途中下車して夕食をとり、旭川には22:25に着いた。旭川は晴れていた。自宅バルコニーで月面と火星を撮影した。木星はすでに沈んでおり、土星も高度が低く撮影はできなかった。深夜、やっとジャコビニ・チンナー彗星を撮影することができた。
●月齢21.2
(上) 2018.9.2 00:18:57 (00:18:29~00:19:26; 56")
(下) 2018.9.2 00:22:38 (00:22:07~00:23:08; 61”)
撮影条件は上下同じ;EdgeHD800 (D203mm f2032mm) + 0.7倍レデューサー + ZWO IR/UVカットフィルター 1.25”, Camera=ZWO ASI174MC, Filter=UV, Profile=Moon, Fames captured=1000, AS!2.6.8 10%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元、PhotoShopCS5で色調・コントラスト調整
●ジャコビニ・チンナー彗星の撮影機材
月明かりがあるため郊外への遠征は意味が無いと考え、自宅バルコニーで撮影した。Prominar 500mm, F5.6 + ビクセンAP赤道儀を用いた。
●ジャコビニ・チンナー彗星 2018.9.2 02:25
EOS 6D (HKIR) + Prominar 500mm, ISO 1600, F5.6, 露出7分 (30秒 x 14枚)StellaImage 8でコンポジット、1.5 x トリミング
【9月2日(日)】
雲はあるものの晴れていた。いつもの探鳥コースを回ってみる。忠別湖畔で、忠別湖と旭岳と青空のコントラストが気に入ったので撮影することにする。駐車スペースにベゼルを置いて、徒歩で橋の中部くらいまで歩いた。交通量は比較的多いので、広角レンズで数枚連続撮影して引き上げた。
撮影時には気づかなかったが、1枚に何かの機影?が写っていた。ところが、その2秒前の写真と5秒後の写真には何も写っていない。
●忠別湖と旭岳と青空(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
[機影出現2秒前] 2018.9.2 10:56:26
[機影出現時] 2018.9.2 10:56:28
[機影出現5秒後] 2018.9.2 10:56:33
中央の写真に写っている何らかの機影が上空にある飛行機なら2秒前には写っているはずだし、5秒後にも写っていてもいいと思われる。速度の遅い鳥であれば、なおさらである。ひょっとすると、中央の写真だけに近くの虫が映り込んで上空にあるように見えただけかも知れない。現時点では未確認飛行物体の写真としておくが、説明可能なものと思われる方はご指摘いただきたい(脚注)*。
この後、ビンズイ幼鳥、カワガラス幼鳥、キセキレイ幼鳥に出遭ったが、暗くてブレた写真となった。ブレの少なかったキセキレイ幼鳥のみ提示する。
●キセキレイ幼鳥(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
【惑星撮影】
9月1日(土)も9月2日(日)もシーイングは1.5/5くらいで良くなかった。撮影にはセレストロンEdgeHD800 (D203mm f2032mm) + Vixen SXD2赤道儀 + HP ProBook + Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC等を用いた。
●惑星撮影風景:9月2日
●土星 2018.9.2 20:26:00 (13分42秒)
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Saturn, Diameter=17.18”, ROI=640x480
Frames captured=3000, AS!2.6.8 40%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元
●火星
左:2018.9.1 23:54:02 (112秒) Diameter=20.74" 右:2018.9.2 20:42:32 (116秒) Diameter=20.59”
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Frames captured=10000 Frames, AS!2.6.8 40%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整
*脚注:今回の未確認飛行物体について 機影の周囲に雲があることから、2秒前と5秒後には雲の中に入った飛行機とするのが一番考えやすいと思い、記載しておきます(2018.9.8 21:30)
新潟市で開催された日本人間ドック学会および研修会を終えて、新潟空港から千歳へ向かうJAL2877便に18:05に搭乗した。機内から綺麗な日没が見えた。
●日没 2018.9.1 18:26:18(iPhone 7 plus)
人間ドック学会中は新潟はずっと雨が降っていた。北海道に近づくにつれて晴れてきた。千歳空港から旭川までは列車に乗った。札幌で途中下車して夕食をとり、旭川には22:25に着いた。旭川は晴れていた。自宅バルコニーで月面と火星を撮影した。木星はすでに沈んでおり、土星も高度が低く撮影はできなかった。深夜、やっとジャコビニ・チンナー彗星を撮影することができた。
●月齢21.2
(上) 2018.9.2 00:18:57 (00:18:29~00:19:26; 56")
(下) 2018.9.2 00:22:38 (00:22:07~00:23:08; 61”)
撮影条件は上下同じ;EdgeHD800 (D203mm f2032mm) + 0.7倍レデューサー + ZWO IR/UVカットフィルター 1.25”, Camera=ZWO ASI174MC, Filter=UV, Profile=Moon, Fames captured=1000, AS!2.6.8 10%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元、PhotoShopCS5で色調・コントラスト調整
●ジャコビニ・チンナー彗星の撮影機材
月明かりがあるため郊外への遠征は意味が無いと考え、自宅バルコニーで撮影した。Prominar 500mm, F5.6 + ビクセンAP赤道儀を用いた。
●ジャコビニ・チンナー彗星 2018.9.2 02:25
EOS 6D (HKIR) + Prominar 500mm, ISO 1600, F5.6, 露出7分 (30秒 x 14枚)StellaImage 8でコンポジット、1.5 x トリミング
【9月2日(日)】
雲はあるものの晴れていた。いつもの探鳥コースを回ってみる。忠別湖畔で、忠別湖と旭岳と青空のコントラストが気に入ったので撮影することにする。駐車スペースにベゼルを置いて、徒歩で橋の中部くらいまで歩いた。交通量は比較的多いので、広角レンズで数枚連続撮影して引き上げた。
撮影時には気づかなかったが、1枚に何かの機影?が写っていた。ところが、その2秒前の写真と5秒後の写真には何も写っていない。
●忠別湖と旭岳と青空(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
[機影出現2秒前] 2018.9.2 10:56:26
[機影出現時] 2018.9.2 10:56:28
[機影出現5秒後] 2018.9.2 10:56:33
中央の写真に写っている何らかの機影が上空にある飛行機なら2秒前には写っているはずだし、5秒後にも写っていてもいいと思われる。速度の遅い鳥であれば、なおさらである。ひょっとすると、中央の写真だけに近くの虫が映り込んで上空にあるように見えただけかも知れない。現時点では未確認飛行物体の写真としておくが、説明可能なものと思われる方はご指摘いただきたい(脚注)*。
この後、ビンズイ幼鳥、カワガラス幼鳥、キセキレイ幼鳥に出遭ったが、暗くてブレた写真となった。ブレの少なかったキセキレイ幼鳥のみ提示する。
●キセキレイ幼鳥(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
【惑星撮影】
9月1日(土)も9月2日(日)もシーイングは1.5/5くらいで良くなかった。撮影にはセレストロンEdgeHD800 (D203mm f2032mm) + Vixen SXD2赤道儀 + HP ProBook + Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC等を用いた。
●惑星撮影風景:9月2日
●土星 2018.9.2 20:26:00 (13分42秒)
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Saturn, Diameter=17.18”, ROI=640x480
Frames captured=3000, AS!2.6.8 40%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元
●火星
左:2018.9.1 23:54:02 (112秒) Diameter=20.74" 右:2018.9.2 20:42:32 (116秒) Diameter=20.59”
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Frames captured=10000 Frames, AS!2.6.8 40%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整
*脚注:今回の未確認飛行物体について 機影の周囲に雲があることから、2秒前と5秒後には雲の中に入った飛行機とするのが一番考えやすいと思い、記載しておきます(2018.9.8 21:30)