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名月「後の十三夜」としし座流星群情報 [天文]

雪の季節がやってきた。11月4日(火)が初雪の予報だったので、11月3日(月)〜11月5日(水)東部中央公園の変化を撮ってみた。

●東部中央公園 11月3日(月)7:23
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●東部中央公園 11月4日(火)7:45
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●東部中央公園 11月5日(水)7:39
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11月5日は旧暦の9月13日すなわち「十三夜」である。旧暦では、美しい月が眺められるとされる中秋の名月「十五夜」が8月15日、「十三夜」の9月13日の年2回である。ところが今年は計算上閏月が9月に挿入されるため、9月の十三夜が2回目となり、これを「後の十三夜」という。閏月が9月になるのは171年ぶりなので、「後の十三夜」も171年ぶりの出現となった。すなわち2014年の名月は、現在の暦では「十五夜」の9月8日、「十三夜」の10月6日、そして「後の十三夜」の11月5日の3回となった。

旭川は11月5日(水)は快晴であった。名月「後の十三夜」も見られるはずだ。夕方奥さんが旭岳と「後の十三夜」を撮影してきた。私は夜Prominar 500mmで撮影した。

●旭岳と名月「後の十三夜」11月5日(水)16:06(FinePix S1)
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名月「後の十三夜」11月5日(水)22:38(EOS 7D+Prominar 500mm F5.6, ISO320, 1/400秒)
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2014年11月18日(17日深夜)しし座流星群が大出現するかも知れない。流星群の中でとくに出現数の多いものを流星雨という。しし座流星群は33年ごとに大出現して流星雨になることが知られており、前回は2001年11月18日だった。中標津にいた私は一晩中シャワーのように流れる流星雨を見ることができたのだ。次回は2034年である。ところがここにきて、もう一つ別のピークで大出現するかもしれないという情報がでてきた(天文ガイド2014年11月号)。ただ、大出現のピークが予想通りなら日本では11月17日昼間(午前11時)になってしまう。実際にでるかどうかは不確定要素も多いので、11月17日〜18日晴れていたら、しばし夜空を見てみる価値はあるだろう。

●しし座流星群2014予報(天文ガイド2014年11月号:中野主一氏による)
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Mitch

流星雨、見られると良いですね^^
kindaさんの素敵な写真をぜひ見たいです。
by Mitch (2014-11-06 18:32) 

kinda

〉Mitchさん
ありがとうございます。晴れるかどうかですが、晴れたら撮りたいと思いますが。
by kinda (2014-11-06 22:50) 

テリー

流星雨、楽しみですね。見られるといいですね。
by テリー (2014-11-09 11:05) 

kinda

〉テリーさん
はい。流星群の予想はたいへん難しくて、1972年ジャコビ二流星群の出現予想が外れて、以後マスコミでは取り上げられなくなりました。2001年11月18日のしし座流星群の予想は完璧だったため、その後はまたマスコミでも取り上げられるようになりました。今回は確実性があまり高くないため、取り上げられないかな。
by kinda (2014-11-09 16:14) 

silverag

171年ぶりだったのですね
こちらでは見えませんでした
by silverag (2014-11-09 17:24) 

kinda

〉silveragさん
あくまで旧暦の人為的な暦上のことです。月齢13日目の月であることには変わりありません ^ ^;
by kinda (2014-11-09 20:18) 

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