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北海道で見られた赤い低緯度オーロラ [低緯度オーロラ]

【5月11日(土)】
 太陽活動は11年周期で活発となる。2024年は太陽活動極大期前年(脚注参照)にあたる。太陽フレアによる太陽風が地球の大気に到達するにより生じるオーロラが活発に発生している。北極や南極などの極地で見られる緑色の高緯度オーロラの他、高度250km以上の酸素原子が発光する赤色オーロラは低緯度地域でも見られる。現在、太陽フレアが頻発していることから、5月11日は北海道でも低緯度オーロラ(赤色オーロラ)が見られる可能性があることがアナウンスされていた。
 5月11日(土)午前中は仕事だった。午後から星空観察会が開催される帯広八千代牧場に向かった。夜、星空観察会のメンバーとともにオーロラの発生する可能性のある北の空を見ていた。人の目は赤の光を感じにくいこともあり、肉眼ではオーロラを確認できなかった。市販のカメラは人の目に合わせて赤の光をカットするフィルターが内蔵されている。赤色オーロラのような赤い光を写したい場合、赤色カットフィルターをはずした改造カメラが有用である。そこで、赤色カットフィルターをはずしたEOD 6D_HKIRを用いてオーロラ撮影を行なった。
 撮影機材:EOD6D_HKIR + Sigma 14mm F1.8 (2.2) DG HSM, ISO2500, 露出10秒

●低緯度オーロラ 2024/5/11 21:25
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●低緯度オーロラ 2024/5/11 22:31
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2024/5/11 22:31
●北斗七星と低緯度オーロラ  2024/5/11 21:44
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【5月12日(日)】
帯広八千代牧場の宿泊施設に一泊した。朝4:00に目覚めた。そろそろワッカ原生花園にノゴマが来ているかも知れない。朝5:00帯広八千代牧場を出発、ワッカ原生花園に向かった。天気予報では午前中晴れ、午後から雨になっていた。午前9:00頃現地に着いた。ワッカ原生花園内でベニマシコ、ノビタキ、ホオアカに出遭った。ノゴマの囀りは聞こえなかった。

●ベニマシコ
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●ノビタキ♂
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●ホオアカ
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地元の業界誌の表紙の写真を依頼されていた。4月号の表紙にシマエナガの写真を提供した。

●旭医だより4月号のシマエナガ
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脚注 2024/6/2追記
太陽活動極大期は2024年と記載しておりましたが、2025年の誤りだったため訂正しました。


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