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士幌ヌプカの里の星空観察会再びと帯広でシマエナガなど [天文・野鳥]

【11月10日(土)】
この日、再び士幌高原星空観察会が開催された。午前中の用事を済ませて、昼食後に帯広の北にある士幌町へ出発した。旭川は曇りときどき雨だったが、道中晴れて虹が見えた。

●雨上がりの虹;美瑛町
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士幌町の「ヌプカの里」には午後7時ごろ着いた。今回の星空観察会にも地元の方がときどきやって来た。星空の解説に500mWグリーン天体観測用レーザーポインターがとても役立った。

今回はスカイメモS+Sigma 14mm F1.8広角レンズ+EOS 5D Mark IIIとVixen AP-WM赤道儀+BORG107FL+EOS 6D (HKIR)とを持って行った。前者で流星、後者で星雲・星団を撮影した。散在流星が4個写っていた。うち2枚を示す。

●ヌプカの里天文台と流星 2018.11.10 24:26(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, F1.8, ISO1600, 露出40秒)
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●冬の星座と流星 2018.11.10 23:25(同)
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終日晴れていたものの、非常に強い風により、BORG107FLのほうはぶれてしまうことが多かった。ISOを上げて露出を短くして撮影したが、それでも多くの写真がボツになった。

●M45 プレアデス星団すばる 2018.11.10 20:56(EOS 6D/HKIR+BORG107FL + 1.08x FLATTENER, 624mm, F5.8, ISO5000, 露出8分;60秒 x 8枚)
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●M42 オリオン座大星雲 2018.11.10 21:43(ISO4000, 露出4分;60秒 x 4枚)
M42-20181111-6d.jpg
●NGC2024 馬頭星雲 2018.11.10 22:14(ISO4000, 露出8分;60秒 x 8枚)
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●NGC6611 わし星雲 2018.11.10 25:54(ISO6400, 露出4分30秒;90秒 x 3枚)
NGC6611-20181111-6d.jpg

【11月11日(日)】
旭川で用事があったため、早朝ヌプカの里を出発、帯広緑が丘公園で探鳥後旭川に帰った。短時間の探鳥だったが幸運にもシマエナガ、ヤマガラ、エゾリスに出逢えた。

●シマエナガ;帯広緑が丘公園(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM;以下同じ)
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●ヤマガラ
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●エゾリス
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見晴公園のヤマガラと400mm F2.8による星雲・星団 [天体機材]

【10月27日(土)】
函館にいる娘夫妻と孫(1歳6ヶ月)に会いに行った。待ち合わせまで時間があった。事前情報で、探鳥には函館公園か見晴公園とのことだったので、後者に行ってみた。あまり時間が無かった。ヤマガラとシジュウカラだけ撮影して時間切れとなった。

●函館見晴公園
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●ヤマガラ(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM)
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●シジュウカラ(同)
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函館しおさい亭に一泊して帰ってきた。個室露天風呂から津軽海峡と夜景を撮影してみた。夜空の星は写るには写ったが、南の空には明るい星がなかった。

●津軽海峡と夜景;しおさい亭にて 2018.10.27 23:21(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, F2.0, ISO3200, 露出0.8秒)
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【11月2日(金)〜11月3日(土)】
先月10月13日に士幌高原星空観察会が開催された際、星空の解説にレーザーポインターがあったら便利かなと思った。ネットで検索してみると、LaserCheap;500mWグリーン天体観測用レーザーポインター(8,000円)というのがあったので注文していた。輸入品で到着までしばらく日数がかかったが、この日やっと届いた。夜、美瑛の青い池の駐車場で照らしてみた。素晴らしい。これは星空の解説に十分使える。ただ、今のところ解説する相手がいない。孫の成長を待つことにする(爆)。

●500mWグリーン天体観測用レーザーポインター 2018.11.3 00:13(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, F1.8, ISO6400, 露出10秒;セルフタイマーにて撮影)
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重いためあまり活用してこなかったEF400mm F2.8L IS USM望遠レンズ。今年購入したVixen SXD2赤道儀なら重量的には積載可能である。ところが、赤道儀に鏡筒を取り付ける接続部分が合わない。天体用の標準規格であるビクセン規格と写真用望遠レンズの台座が合わないのだ。さらに天体用にはファインダーやオートガイダーの取り付けも必要になる。

VixenのマルチプレートDX、望遠鏡用アタッチメントプレートホルダー、アルカスイス雲台(オートガイダー用)ファインダー用アリミゾ式台座、60mm F3.6ガイドスコープなどにより、望遠レンズ、ガイドスコープ、オートガイダーM-GENを取り付ける台座を組み立てた(写真上)。さらに望遠レンズの台座にVixenの汎用スライドバーを取り付けた(写真下)。

●マルチプレート・アルカスイス雲台・望遠鏡用ホルダー・アリミゾ式台座(上)と汎用スライドバーを着けた400mm F2.8レンズ(下)
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●SXD2赤道儀に取り付けた400mm F2.8レンズ
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※ヒーターのよこた;夜露防止ヒータータイプ4装着

美瑛の青い池駐車場で撮影したM45 プレアデス星団、NGC2237 バラ星雲、NGC2024 馬頭星雲、M42 オリオン座大星雲を示す。

●M45 プレアデス星団すばる 2018.11.2 22:23(EOS 5D Mark III + EF400mm F2.8L IS USM, F2.8, ISO1600, 露出2分)
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Nik Collection (Color Efex Pro 4) + PhotoShop CS5でトーカーブ調整

以下の写真はEOS 6D (HKIR) + EF400mm F2.8L IS USM, F2.8, ISO1600で撮影し、StellaImage 8でコンポジット、PhotoShop CS5でトーンカーブ調整した。

●NGC2237 バラ星雲 2018.11.3 00:59 露出20分(2分 x 10枚)
NGC2237_20181103-2.jpg
●NGC2024 馬頭星雲 2018.11.2 23:44 露出20分(2分 x 10枚)
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●M42 オリオン座大星雲 2018.11.3 00:30 露出20分(2分 x 10枚)
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今回の撮影では背景が白っぽくなったため、トーカーブ調整した。今後、フィルター使用が必須となるかもしれない。


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