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美瑛でM31とNGC7000、そして去りゆく火星2018 [天体写真]

【10月3日(水)〜10月4日(木)】
10月3日夜、火星の撮影を試みたが激しい気流のため撮影不能だった。深夜も快晴。美瑛の青い池第2駐車場に向かった。現地には10月4日0時過ぎに着いた。素晴らしい夜空が広がっている。撮影機材をセットし終わると午前1:00を回っていた。アンドロメダ大星雲M31がほぼ天頂に見えていたので、今回は長時間露出で撮ってみようと思った。撮影途中で月が昇ってきて、空が明るくなり撮影終了した。

●天の川とM31とNGC7000 2018.10.04(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, ISO1600, 露出30秒, スカイメモS)
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●アンドロメダ大星雲 M31 2018.10.04 01:10〜02:10
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EOS 6D (HKIR) + BORG107FL + 1.08x FLATTENER, 624mm, F5.8, ISO4000, 60分 (3分 x 20枚), Vixen AP-WM, M-GEN, StellaImage 8でコンポジット、画像処理

10月4日夜も火星の撮影試みて、今回は何とか撮影できた。昨日と同様で快晴、再び美瑛の青い池第2駐車場に向かった。二夜連続出撃である。撮影開始は10月5日0時過ぎになった。せっかくローパスフィルター改造したEOS 6Dを使っているので、赤い星雲 北アメリカ星雲 NGC7000を狙ってみる。

● 北アメリカ星雲 NGC7000 2018.10.05 00:40〜001:40
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EOS 6D (HKIR) + BORG107FL + 1.08x FLATTENER, 624mm, F5.8, ISO4000, 60分 (2分 x 30枚), Vixen AP-WM, M-GEN, StellaImage 8でコンポジット、画像処理

惑星撮影に用いているEdgeHD800 (D203mm f2032mm)でフォーカス合わせに電動フォーカサーを用いていたが、前後どちらに動かすか迷うことが多かった。今回、手動のフェザータッチマイクロフォーカサー (FTM) を注文し、注文後3ヶ月たってやっと10月4日に届いたので、早速火星撮影に使用してみた。やはりこちらのほうがフォーカスを合わせやすい。

●フェザータッチマイクロフォーカサー
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●自宅バルコニーでの火星撮影:10月4日夜
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10月4日夜、シーイングは1.5〜2/5と良くなかったが、火星の撮影は可能だった。大接近時に比べると大分小さくなった。一方、火星面の砂嵐(黄雲)が治まってきたせいか表面模様は濃くなってきた。今回の15年ぶりの火星大接近は、火星面の砂嵐と、当地で気流の悪さが続いたため満足いく写真はあまり撮れなかった。6月7日の初回撮影から今回の撮影まで、同一の撮影条件で撮影した火星を並べてみた。大接近は7月31日だったが、その前の7月27日撮影の火星がシーイングもまあまあで表面模様も比較的よく写っていた。

●火星の大接近2018
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【10月6日(土)〜10月7日(日)】
10月6日(土)午前は人間ドック+病棟の仕事、10月7日(日)は日曜救急当番の仕事だった。やっと仕事が終わったので、今ブログを書いている。

10月6日(土)仕事終了後、おかだ紅雪庭で昼食を摂った。このくだり、先週と同じになった(爆)。

●おかだ紅雪庭のもりてん
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午後、曇っていた。東川のキトウシ森林公園と大雪旭岳源水に行ってみた。大雪旭岳源水でオオアカゲラに出遭えた。

●オオアカゲラ(EOS 5D Mark III + EF400mm F2.8L IS USM)
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