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ふたご座流星群2017 in 帯広 [流星群]

毎年12月14日ごろピークとなる「ふたご座流星群」。今年は月明かりのない最良の条件だった。ところが冬季には、冬型の気圧配置により旭川を含む北海道の日本海側は雪、北海道の東側は快晴になることが多い。今年も12月14日(木)は旭川は雪〜曇り、帯広などの道東はずっと快晴の天気予報になっていた。

【12月14日(木)】
午前中の仕事を終了後、午後から年休をとって、奥さんと一緒に帯広に向かった。予想に反して狩勝峠を過ぎても道東も曇っていた。山内農場でゆっくり夕食を摂った。夕食後、やっぱり完全に曇ったままだった。帯広の森で車内で午後9:00まで待機していたが、いっこうに晴れない。

何となく釧路方面なら晴れている気がしてきた。帯広の森から釧路方面に車を走らせた。浦幌まで来たがさっぱり晴れ間が見えなかった。明日は朝から旭川で仕事だから、これ以上行くのはやめにして引き返した。帯広の森くらいまで戻ってくると、奥さんが「星が見える」という。やっと晴れてきたようだ。帯広の森の撮影場所に着いたのは午後10:50になっていた。急いでスカイメモSにカメラ2台をセットして撮影を開始した。たくさん流星が流れている。空の状態はあまり良くなく、ISO1600がギリギリだった。

●ふたご座流星群2017 2017.12.14 23:13〜24:07(EOS 5D Mark III + Sigma EXDG 15mm Fisheye, ISO1600, F3.5, 20秒〜30秒 x 12枚合成)
gemini20171214.jpg

●撮影機材
IMG_5577-iP7.jpg

カメラ2台ともレンズヒーターをつけたのでレンズ面は霜がつかなかった。寒さのため、途中、スカイメモSとEOS 7D Mark IIで電池が切れて、電池の入れ替えを要した。

午前0時を過ぎて空の状態はだんだん良くなってきたが、明日朝から旭川で仕事だから、後ろ髪を引かれる思いで撤収した。帰り道、芽室〜十勝清水〜新得で、車の窓から青白いとても明るい流星が数個見えた。写真で撮れなかったのはちょっと残念だった。午前4:00自宅に戻り、4:30ごろ床についた。

【12月15日(金)】
仕事を終えて自宅に戻ると、HKIR改造(ローパスフィルター改造)を依頼していたEOS 6Dが届いていた。もう一日早ければふたご座流星群に間に合ったのだが。

●HKIR改造したEOS 6D
IMG_5581-iP7-3.jpg

宇宙の赤い光をはやく撮りたいところだが、旭川はここしばらく雪の天気予報になっている。

【12月16日(土)】

●雪の東部中央公園:12月16日朝
IMG_5580-iP7.jpg



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