明るくなってきたレナード彗星(Comet Leonard, C/2021 A1) [彗星]
【12月4日(土)】
北海道のグループ「星空の観察会」の集まりに参加してきた。12月4日(土)は休みだったが、午前中は所用のため病院に行っていた。午後から帯広の八千代牧場に向かう。今回の目的は、明るくなってきたレナード彗星(Comet Leonard, C/2021 A1)の撮影である。
会場の八千代牧場に着くと、もう真っ暗だった。会場の施設で、注文してあった夕食の弁当を摂った。夕食後、空を見上げると薄雲がかかっていたので、撮影は諦めて部屋で待機する。21時ごろ、快晴になってきた。速攻、撮影機材をセットアップした。
●撮影機材のセットアップ
BORG 107FL + 1.08Xフラットナー (648mm, F6.0)、Vixen SXD2赤道儀、Lacerta M-GENオートガイダーおよび霜よけ用ヒーター、EOS 6D(HKIR)
レナード彗星は明け方に昇ってくる。まだ見えない。テスト撮影としてオリオン座大星雲M42と昴・プレアデス星団M45を撮影した。ISO3200, 露出60秒である。
●オリオン座大星雲M42 2021/12/4 21:37:40
●昴・プレアデス星団M45
外はとても寒いので、一旦、施設内の暖かい部屋に引き上げた。一眠りして目覚めると午前3:30だった。少し慌てて撮影場所に駆けつける。再び撮影機材をセットアップ。Vixen SXD2にレナード彗星の軌道要素は入力してあったが、何故か一発で自動導入とはならなかった。少しづつ撮影部位を修正して撮影を開始した。
●レナード彗星(Comet Leonard, C/2021 A1) 2021/12/5 5:07:36
ISO3200, 露出60秒
●レナード彗星の動き 2021/12/5 5:10:45〜5:32:15(21分30秒)
非常に動きの速い彗星である。
【12月5日(日)】
帯広の八千代牧場を朝出発し旭川に帰ってきた。帯広は晴れていたが、日高山脈を境にして曇り〜雪になってきた。昼食後、キトウシ森林公園に行く。エゾリスとミヤマカケスに出遭うも、かなり暗かったせいか、エゾリスのほうはブレた写真ばかりになった。
●ミヤマカケス
野鳥撮影機材:EOS 5D Mark III + Sigma 150-600mm(600mm), F6.3, DG OS HSM
北海道のグループ「星空の観察会」の集まりに参加してきた。12月4日(土)は休みだったが、午前中は所用のため病院に行っていた。午後から帯広の八千代牧場に向かう。今回の目的は、明るくなってきたレナード彗星(Comet Leonard, C/2021 A1)の撮影である。
会場の八千代牧場に着くと、もう真っ暗だった。会場の施設で、注文してあった夕食の弁当を摂った。夕食後、空を見上げると薄雲がかかっていたので、撮影は諦めて部屋で待機する。21時ごろ、快晴になってきた。速攻、撮影機材をセットアップした。
●撮影機材のセットアップ
BORG 107FL + 1.08Xフラットナー (648mm, F6.0)、Vixen SXD2赤道儀、Lacerta M-GENオートガイダーおよび霜よけ用ヒーター、EOS 6D(HKIR)
レナード彗星は明け方に昇ってくる。まだ見えない。テスト撮影としてオリオン座大星雲M42と昴・プレアデス星団M45を撮影した。ISO3200, 露出60秒である。
●オリオン座大星雲M42 2021/12/4 21:37:40
●昴・プレアデス星団M45
外はとても寒いので、一旦、施設内の暖かい部屋に引き上げた。一眠りして目覚めると午前3:30だった。少し慌てて撮影場所に駆けつける。再び撮影機材をセットアップ。Vixen SXD2にレナード彗星の軌道要素は入力してあったが、何故か一発で自動導入とはならなかった。少しづつ撮影部位を修正して撮影を開始した。
●レナード彗星(Comet Leonard, C/2021 A1) 2021/12/5 5:07:36
ISO3200, 露出60秒
●レナード彗星の動き 2021/12/5 5:10:45〜5:32:15(21分30秒)
非常に動きの速い彗星である。
【12月5日(日)】
帯広の八千代牧場を朝出発し旭川に帰ってきた。帯広は晴れていたが、日高山脈を境にして曇り〜雪になってきた。昼食後、キトウシ森林公園に行く。エゾリスとミヤマカケスに出遭うも、かなり暗かったせいか、エゾリスのほうはブレた写真ばかりになった。
●ミヤマカケス
野鳥撮影機材:EOS 5D Mark III + Sigma 150-600mm(600mm), F6.3, DG OS HSM
彗星が美しいです。冬の根室で夕刻、コミミズクを撮影した際の
風の冷たさを忘れることが出来ません。
厳冬期の夜空を撮影する際もしっかりとした防寒が必要ですよね。
ミヤマカケス、咥えているのは大きなどんぐりでしょうか。
MFではようやくツグミを撮影することができました。
by queso (2021-12-07 14:23)
レオナード彗星素晴らしいです。
また、オリオンもランニングマン星雲まで表現されていていいですね。
私も4度ほど挑戦しましたが、東の空は明るく尾をうまく表現できませんでした。今度は西の空のレナード彗星を狙ってみます。
by 奥武蔵 (2021-12-07 19:27)
〉quesoさん
久しぶりの明るい彗星(といっても肉眼彗星ではありませんが)なのでハイテンションで撮影してました。が、厚着+North faceのアイスジャケットを着ていても寒かったです。
ミヤマカケスはかなり近づいても逃げない野鳥です。ドングリを咥えていました。当地では、ツグミがほとんど来ていません。
〉奥武蔵さん
ありがとうございます。M43をランニングマン星雲というのですね。恥ずかしながら知らなかったです。当方も西の空のレナード彗星まで追っていきたいです。
by kinda (2021-12-07 21:23)
レナード彗星、大きくて迫力のある写りですね。とても美しいです。
緑色のガスや尾の背景に、いくつも星が透けて見えているところが素敵です。
by kurosu (2021-12-07 23:35)
〉kurosuさん
ありがとうございます。これは1枚撮りです。もっと尾をだすにはコンポジットが必要と思います。時間があるときにやってみたいと思います。
by kinda (2021-12-08 00:32)
さすが、レナード彗星、きれいに撮れていますね。
すばらしいですね。
by テリー (2021-12-08 21:22)
〉テリーさん
ありがとうございます。これからは夕方の西空に見えるようになるので、もう少し追いかけていきたいと思います。
by kinda (2021-12-09 08:15)