見晴公園のヤマガラと400mm F2.8による星雲・星団 [天体機材]
【10月27日(土)】
函館にいる娘夫妻と孫(1歳6ヶ月)に会いに行った。待ち合わせまで時間があった。事前情報で、探鳥には函館公園か見晴公園とのことだったので、後者に行ってみた。あまり時間が無かった。ヤマガラとシジュウカラだけ撮影して時間切れとなった。
●函館見晴公園
●ヤマガラ(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM)
●シジュウカラ(同)
函館しおさい亭に一泊して帰ってきた。個室露天風呂から津軽海峡と夜景を撮影してみた。夜空の星は写るには写ったが、南の空には明るい星がなかった。
●津軽海峡と夜景;しおさい亭にて 2018.10.27 23:21(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, F2.0, ISO3200, 露出0.8秒)
【11月2日(金)〜11月3日(土)】
先月10月13日に士幌高原星空観察会が開催された際、星空の解説にレーザーポインターがあったら便利かなと思った。ネットで検索してみると、LaserCheap;500mWグリーン天体観測用レーザーポインター(8,000円)というのがあったので注文していた。輸入品で到着までしばらく日数がかかったが、この日やっと届いた。夜、美瑛の青い池の駐車場で照らしてみた。素晴らしい。これは星空の解説に十分使える。ただ、今のところ解説する相手がいない。孫の成長を待つことにする(爆)。
●500mWグリーン天体観測用レーザーポインター 2018.11.3 00:13(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, F1.8, ISO6400, 露出10秒;セルフタイマーにて撮影)
重いためあまり活用してこなかったEF400mm F2.8L IS USM望遠レンズ。今年購入したVixen SXD2赤道儀なら重量的には積載可能である。ところが、赤道儀に鏡筒を取り付ける接続部分が合わない。天体用の標準規格であるビクセン規格と写真用望遠レンズの台座が合わないのだ。さらに天体用にはファインダーやオートガイダーの取り付けも必要になる。
VixenのマルチプレートDX、望遠鏡用アタッチメントプレートホルダー、アルカスイス雲台(オートガイダー用)ファインダー用アリミゾ式台座、60mm F3.6ガイドスコープなどにより、望遠レンズ、ガイドスコープ、オートガイダーM-GENを取り付ける台座を組み立てた(写真上)。さらに望遠レンズの台座にVixenの汎用スライドバーを取り付けた(写真下)。
●マルチプレート・アルカスイス雲台・望遠鏡用ホルダー・アリミゾ式台座(上)と汎用スライドバーを着けた400mm F2.8レンズ(下)
●SXD2赤道儀に取り付けた400mm F2.8レンズ※
※ヒーターのよこた;夜露防止ヒータータイプ4装着
美瑛の青い池駐車場で撮影したM45 プレアデス星団、NGC2237 バラ星雲、NGC2024 馬頭星雲、M42 オリオン座大星雲を示す。
●M45 プレアデス星団すばる 2018.11.2 22:23(EOS 5D Mark III + EF400mm F2.8L IS USM, F2.8, ISO1600, 露出2分)
Nik Collection (Color Efex Pro 4) + PhotoShop CS5でトーカーブ調整
以下の写真はEOS 6D (HKIR) + EF400mm F2.8L IS USM, F2.8, ISO1600で撮影し、StellaImage 8でコンポジット、PhotoShop CS5でトーンカーブ調整した。
●NGC2237 バラ星雲 2018.11.3 00:59 露出20分(2分 x 10枚)
●NGC2024 馬頭星雲 2018.11.2 23:44 露出20分(2分 x 10枚)
●M42 オリオン座大星雲 2018.11.3 00:30 露出20分(2分 x 10枚)
今回の撮影では背景が白っぽくなったため、トーカーブ調整した。今後、フィルター使用が必須となるかもしれない。
函館にいる娘夫妻と孫(1歳6ヶ月)に会いに行った。待ち合わせまで時間があった。事前情報で、探鳥には函館公園か見晴公園とのことだったので、後者に行ってみた。あまり時間が無かった。ヤマガラとシジュウカラだけ撮影して時間切れとなった。
●函館見晴公園
●ヤマガラ(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM)
●シジュウカラ(同)
函館しおさい亭に一泊して帰ってきた。個室露天風呂から津軽海峡と夜景を撮影してみた。夜空の星は写るには写ったが、南の空には明るい星がなかった。
●津軽海峡と夜景;しおさい亭にて 2018.10.27 23:21(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, F2.0, ISO3200, 露出0.8秒)
【11月2日(金)〜11月3日(土)】
先月10月13日に士幌高原星空観察会が開催された際、星空の解説にレーザーポインターがあったら便利かなと思った。ネットで検索してみると、LaserCheap;500mWグリーン天体観測用レーザーポインター(8,000円)というのがあったので注文していた。輸入品で到着までしばらく日数がかかったが、この日やっと届いた。夜、美瑛の青い池の駐車場で照らしてみた。素晴らしい。これは星空の解説に十分使える。ただ、今のところ解説する相手がいない。孫の成長を待つことにする(爆)。
●500mWグリーン天体観測用レーザーポインター 2018.11.3 00:13(EOS 5D Mark III + Sigma 14mm F1.8 DG HSM, F1.8, ISO6400, 露出10秒;セルフタイマーにて撮影)
重いためあまり活用してこなかったEF400mm F2.8L IS USM望遠レンズ。今年購入したVixen SXD2赤道儀なら重量的には積載可能である。ところが、赤道儀に鏡筒を取り付ける接続部分が合わない。天体用の標準規格であるビクセン規格と写真用望遠レンズの台座が合わないのだ。さらに天体用にはファインダーやオートガイダーの取り付けも必要になる。
VixenのマルチプレートDX、望遠鏡用アタッチメントプレートホルダー、アルカスイス雲台(オートガイダー用)ファインダー用アリミゾ式台座、60mm F3.6ガイドスコープなどにより、望遠レンズ、ガイドスコープ、オートガイダーM-GENを取り付ける台座を組み立てた(写真上)。さらに望遠レンズの台座にVixenの汎用スライドバーを取り付けた(写真下)。
●マルチプレート・アルカスイス雲台・望遠鏡用ホルダー・アリミゾ式台座(上)と汎用スライドバーを着けた400mm F2.8レンズ(下)
●SXD2赤道儀に取り付けた400mm F2.8レンズ※
※ヒーターのよこた;夜露防止ヒータータイプ4装着
美瑛の青い池駐車場で撮影したM45 プレアデス星団、NGC2237 バラ星雲、NGC2024 馬頭星雲、M42 オリオン座大星雲を示す。
●M45 プレアデス星団すばる 2018.11.2 22:23(EOS 5D Mark III + EF400mm F2.8L IS USM, F2.8, ISO1600, 露出2分)
Nik Collection (Color Efex Pro 4) + PhotoShop CS5でトーカーブ調整
以下の写真はEOS 6D (HKIR) + EF400mm F2.8L IS USM, F2.8, ISO1600で撮影し、StellaImage 8でコンポジット、PhotoShop CS5でトーンカーブ調整した。
●NGC2237 バラ星雲 2018.11.3 00:59 露出20分(2分 x 10枚)
●NGC2024 馬頭星雲 2018.11.2 23:44 露出20分(2分 x 10枚)
●M42 オリオン座大星雲 2018.11.3 00:30 露出20分(2分 x 10枚)
今回の撮影では背景が白っぽくなったため、トーカーブ調整した。今後、フィルター使用が必須となるかもしれない。
流石IR改造カメラですね。馬頭もバラも綺麗に撮れいていますね。
VixenのマルチプレートDXは私も愛用しています。このプレート自体の重さが結構あるのでバランスウェイトを追加購入してしまいました。でもこの重さがしっかり感に繋がっているので仕方ありませんね。
by Nori (2018-11-06 23:35)
〉Noriさん
コメントありがとうございます。ネットで検索してみるとEF400mm F2.8望遠レンズなどの大砲レンズを天体用に使っている方がほぼいませんでした。考えてみると、天体写真をとる方は天体望遠鏡を使うので当たり前ですね。大砲レンズにファインダーとオートガイダーを着けようとしていろいろ試したのですが上手くいかず、結局VixenのマルチプレートDXを使うしかないと考えてこのシステムにしました。おっしゃるとおりマルチプレートDXは重いのでバランスウェイトの追加が必要になります。せっかくの大砲レンズなので天体用にも活用したいと思います。
by kinda (2018-11-07 00:33)
星雲写真、美しいですね。こんな素晴らしい写真を撮影できるまでになり、羨ましいです。私は知識も体力もないので、今は星景写真までです。
レーザーポインターいいですね。陸別の天文台に行った時に、レーザーポインターを使って星の解説をしてくれて、星をピンポイントで、指すことが出来るのが不思議でなりませんでした。私も欲しいです。
by kurosu (2018-11-08 18:34)
バラ星雲、馬頭星雲、まさに名前の通り美しいですね・・・。
冬は夜空が美しいですよね。
お孫さんに星のお話ができる日が待ち遠しいですね^^。
by queso (2018-11-08 20:08)
〉kurosuさん
はじめはポタ赤スカイメモSで天体写真を撮り始めました。これでもバランスウェイトを追加すると350mm望遠で撮影可能でした。次はVixen AP赤道儀で軽くて安価な赤道儀です。その後Vixen AXD2赤道儀で天体の自動導入できるようになりました。という訳で、歴史は浅浅です(爆)。kurosuさんにはVixen AP-WM赤道儀をお勧めします。とにかく軽い持ち運びできる赤道儀で名機と思います。オートガイダーM-GENを併用すると完璧です。
大昔キャンプのとき、強力な懐中電灯で星空の説明をしたことがありました。これに比べると天体用のレーザーポインターは素晴らしいです。ネットで500mWグリーン天体観測用レーザーポインター(8,000円)を購入できます。
〉quesoさん
Vixen AXD2赤道儀は自動導入できるので、本当はもっと暗い星雲も狙えます。が、有名な星雲ばかり撮ってしまいがちです。冬はシーイング(ゆらぎ)は悪いのですが、透明度はよいのと、明るい星が多いので星空は綺麗に見えます。孫がどんなことに興味をもつのか分かりませんが、同志になってくれると嬉しいです (^^)
by kinda (2018-11-09 00:03)
いろいろ教えていただきありがとうございました。
先ずは踏み出してみる事が大切ですね。(^^)
by kurosu (2018-11-09 17:31)
バラ星雲、綺麗に撮れていますね。
by テリー (2018-11-18 19:40)
〉テリーさん
ありがとうございます。バラ星雲は撮影しやすい星雲です。さらにコンポジットするともっと良く写ると思われるので、しつこく追求していきます (^^)
by kinda (2018-11-18 21:32)