StellaImage 8のコロナ処理R-USMと三連休道東の旅 [旅行]
StellaImage 8が3cにアップデートして、コロナ画像処理にR-USM2法(改良型回転アンシャープマスク法)が追加されたので、アメリカ皆既日食で撮影した写真で画像処理してみた。星ナビ2017年11月号の、R-USM法開発者の塩田和生さんによる解説記事を参考にした。用いた写真はEOS 5DIII + BORG107FL 600mmm F5.6で、2017.8.21 10:21:01〜10:21:08に, 露出1/1000, 1/250, 1/60, 1/15, 1/4秒で撮影したRAW画像である。
(1)画像コンポジット+デジタル現像
自動で位置合わせ、平均加算でコンポジット後、デジタル現像で輝度調整した。
(2)R-USM2:中心位置合わせと処理実行
画面を見ながら中心座標と太陽径をセットする(手動)。緑色の円形が太陽径より2〜3ピクセル大きくなるように設定する。回転角と強度を入力し処理を実行する。回転角4、強度10でやってみた。PhotoShopによる従来法に比べると簡単に実行できた。
●コロナ:StellaImage 8のR-USM2による
●コロナ:従来法 PhotoShop CS5でR-USM法実行
中心点の検出からアンシャープマスクの作成、画像合成までかなり手間がかかる。この写真は3種類のR-USM画像(回転角4 強度95、回転角8 強度95、回転角12 強度95)を加算したもの。通常のR-USM法のため擬似輪郭を生じた。
10月7日(土)〜10月9日(月)の三連休は釧路湿原と新得のくったり溫泉を回る道東の旅に出た。行きと帰りは天気が良かったが、旅先では雲多く星野写真は撮れなかったのと、あまり野鳥に出逢えなかったのは残念だった。
【10月7日(土)】
朝、自宅横の東部中央公園〜忠別川河川敷をリクと散歩中アカゲラに出逢った。
秋の忠別川堤防
●アカゲラ(FinePix S1)
夕方、釧路湿原近くにあるウッディホテルレストラン夢工房に着いた。すぐに雨になった。受付から料理、配膳を含めて、おばさま一人で接客してくれた。夕食はフレンチでとても美味だった。どこかでシェフしてたのかな(尋ねなかったが)。
●ウッディホテルレストラン夢工房
●夕食(一部)
【10月8日(日)】
近くに鶴居村・鶴見台と鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリがあるので行ってみたが、タンチョウはいなかった。途中の道路脇の畑に遠いタンチョウは2羽見えた。釧路湿原の展望台駐車場に車を置き、望遠レンズと広角レンズをもって遊歩道に入った。展望台近くの遊歩道入り口でシジュウカラ、コゲラ、アカゲラを見た。林の中で暗かったこともありコゲラが撮影できたのみ。遊歩道を一周したがその後は野鳥には出逢えなかった。
●釧路湿原展望台
●釧路湿原遊歩道(FinePix S1)
●コゲラ(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
●釧路湿原:サテライト展望台より(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
天文ガイド11月号と星ナビ11月号を買いそびれていたため、釧路のコーチャンフォーに向かった。良かった、あった。昼食は私がウニ・イクラ丼、奥さんが海鮮丼を食べた。新鮮で美味かった。
●ウニ・イクラ丼と海鮮丼
釧路から海岸沿いを走った。釧路しらぬか恋問道の駅で車を駐めて、太平洋を撮影した。上空にカモメが飛んでいた(写真にすると小さくてよく分からないかも)。
●太平洋とカモメ(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
夕方、新得町屈足にある湯宿くったり溫泉レイクインに着いた。夜、少し晴れ間が見えて夜空を1枚撮影したところで曇ってしまった。
●湯宿くったり溫泉レイクイン
●屈足湖(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
【10月9日(月)】
朝、レイクイン周囲、屈足湖畔を歩いてみた。時期が悪いのか結局野鳥は撮影できなかった。帰り道、トムラウシ温泉方面へ足を伸ばしてから引き返し、新得〜狩勝峠〜富良野経由で帰宅した。途中、南富良野くらいから快晴になってきた。山部の太陽の里キャンプ場へ寄ってみた。ミヤマカケスが飛んでいくのをみたが撮影はできなかった。景色を堪能して三連休の旅は終了となった。
●太陽の里キャンプ場(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
●同(FinePix S1)
(1)画像コンポジット+デジタル現像
自動で位置合わせ、平均加算でコンポジット後、デジタル現像で輝度調整した。
(2)R-USM2:中心位置合わせと処理実行
画面を見ながら中心座標と太陽径をセットする(手動)。緑色の円形が太陽径より2〜3ピクセル大きくなるように設定する。回転角と強度を入力し処理を実行する。回転角4、強度10でやってみた。PhotoShopによる従来法に比べると簡単に実行できた。
●コロナ:StellaImage 8のR-USM2による
●コロナ:従来法 PhotoShop CS5でR-USM法実行
中心点の検出からアンシャープマスクの作成、画像合成までかなり手間がかかる。この写真は3種類のR-USM画像(回転角4 強度95、回転角8 強度95、回転角12 強度95)を加算したもの。通常のR-USM法のため擬似輪郭を生じた。
10月7日(土)〜10月9日(月)の三連休は釧路湿原と新得のくったり溫泉を回る道東の旅に出た。行きと帰りは天気が良かったが、旅先では雲多く星野写真は撮れなかったのと、あまり野鳥に出逢えなかったのは残念だった。
【10月7日(土)】
朝、自宅横の東部中央公園〜忠別川河川敷をリクと散歩中アカゲラに出逢った。
秋の忠別川堤防
●アカゲラ(FinePix S1)
夕方、釧路湿原近くにあるウッディホテルレストラン夢工房に着いた。すぐに雨になった。受付から料理、配膳を含めて、おばさま一人で接客してくれた。夕食はフレンチでとても美味だった。どこかでシェフしてたのかな(尋ねなかったが)。
●ウッディホテルレストラン夢工房
●夕食(一部)
【10月8日(日)】
近くに鶴居村・鶴見台と鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリがあるので行ってみたが、タンチョウはいなかった。途中の道路脇の畑に遠いタンチョウは2羽見えた。釧路湿原の展望台駐車場に車を置き、望遠レンズと広角レンズをもって遊歩道に入った。展望台近くの遊歩道入り口でシジュウカラ、コゲラ、アカゲラを見た。林の中で暗かったこともありコゲラが撮影できたのみ。遊歩道を一周したがその後は野鳥には出逢えなかった。
●釧路湿原展望台
●釧路湿原遊歩道(FinePix S1)
↑私
●コゲラ(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
●釧路湿原:サテライト展望台より(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
天文ガイド11月号と星ナビ11月号を買いそびれていたため、釧路のコーチャンフォーに向かった。良かった、あった。昼食は私がウニ・イクラ丼、奥さんが海鮮丼を食べた。新鮮で美味かった。
●ウニ・イクラ丼と海鮮丼
釧路から海岸沿いを走った。釧路しらぬか恋問道の駅で車を駐めて、太平洋を撮影した。上空にカモメが飛んでいた(写真にすると小さくてよく分からないかも)。
●太平洋とカモメ(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
夕方、新得町屈足にある湯宿くったり溫泉レイクインに着いた。夜、少し晴れ間が見えて夜空を1枚撮影したところで曇ってしまった。
●湯宿くったり溫泉レイクイン
●屈足湖(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
【10月9日(月)】
朝、レイクイン周囲、屈足湖畔を歩いてみた。時期が悪いのか結局野鳥は撮影できなかった。帰り道、トムラウシ温泉方面へ足を伸ばしてから引き返し、新得〜狩勝峠〜富良野経由で帰宅した。途中、南富良野くらいから快晴になってきた。山部の太陽の里キャンプ場へ寄ってみた。ミヤマカケスが飛んでいくのをみたが撮影はできなかった。景色を堪能して三連休の旅は終了となった。
●太陽の里キャンプ場(EOS 5D Mark III + Sigma 15mm, F2.8, EXDG Fisheye)
●同(FinePix S1)
すでに1ヶ月半
もう懐かしい景色になってきました。
来年、どうするか!?考え始めてますが・・・f^_^;)
10月、気候は、こっちの冬状態ですね。
by やなぼー (2017-10-13 06:51)
〉やなぼーさん
道東コースはちょうど気温上昇して結構暖かったです。旭川に帰ってから気温低下し、昨日は道東の一部で雪が降りました。私も次回はねばってぱんちょうの豚丼食べてきます。
by kinda (2017-10-13 18:29)
北海道はかなり紅葉が進んでいますね。
釧路湿原にこんな素敵な宿があるのですね。タンチョウの幼鳥の
姿はありませんでしたか?
最近タンチョウは農家さんにとって厄介な存在になりつつあるとも
聞きますが。
これからはオオワシも飛来してきますね。
by queso (2017-10-14 17:20)
〉quesoさん
自宅周囲も紅葉になりました。時期的に中途半端だったかな。釧路湿原の中は一周の遊歩道だけでなく、もっと内部にも行けるので次回は行ってみます。もう少しするとタンチョウの他、オジロワシやオオワシも見られると思います。
by kinda (2017-10-14 22:05)
R-USM処理で繊細なコロナ画像に仕上がって素晴らしいです。ステライメージ8では、フォトショップよりやや簡便に処理ができるのかな・・。私はフォトショップでしかやったことがありませんが、中心点をそろえるのが下手で、きれいにできません。今回は使える画像が少なかったのですが(BORGの画像)、一応やってみましたが、何度やっても輪郭にずれが生じたため諦めました。今はちょっと新しい事を学ぶゆとりがないので、そのうち・・と思っています。
道東の旅、素敵ですね。紅葉も美しいし、恋問海岸はピカピカして本当に綺麗な海岸ですね。
by kurosu (2017-10-15 12:14)
〉kurosuさん
R-USM法の実行はStellaImage 8.0cは従来法に比べるととても簡単です。唯一手動なのは中心合わせですが、画面を見ながら太陽縁に緑の円形を合わせるだけです(完全に同一にすると辺縁が凹凸になるので半径を2〜3ピクセル大きくする)。コンポジット、R-USMの他のところは自動です。道東はすっかり紅葉でした (^^)
by kinda (2017-10-15 22:02)
ソフトで、処理すると、コロナが、はっきり判るのですね。
これは、また、感動ですね。
by テリー (2017-10-17 20:47)
〉テリーさん
皆既日食中に太陽の周りを肉眼で見ると、コロナの中に流線構造が見えます。ところがこれを写真にするとボヤッとした光になってしまいます。この流線構造をハッキリさせる方法として塩田和生さんの考案した回転アンシャープマスク法(R-USM法)があります。PhotoShopを用い手動で行なう方法で、かなり面倒でした。StellaImage 8.0cで、ほぼ自動化されたR-USM2が導入されたのでやってみた訳です。
by kinda (2017-10-17 23:25)