内陸のムナグロとスカイメモS試し撮り [天文]
野鳥の出が悪い。加えて晴れない日が続いているため、ポータブル赤道儀スカイメモSによる試し撮りが出来なかった。9月はじめの探鳥状況と空の一部が晴れた時に撮った写真を提示する。
先週土曜日の9月5日は第6回国際観光医療学会が旭川市で開催され、当院からも発表を依頼されていたのと、懇親会にも出席したから、自由時間はなかった。翌日9月6日(日)いつもの探鳥コースを回った。旭川空港から忠別湖周辺へ。警戒心の強いカワラヒワ軍団はいたものの、近づくと逃げられた。美瑛に着く手前の水田にアオサギがいた。いつものように、私はEOS 5D III + EF400mm F5.6L USM、奥さんはFinePix S1で撮影した。
●アオサギ(美瑛:FinePix S1)
美瑛から富良野の森に行くことにする。途中、青い池に寄った。EOS 5D IIIとFinePix S1とiPhone 6 plusで撮影してみると、FinePix S1がもっとも青く写るようだ。
●カメラによる青い池の青さの違い [EOS 5D III +Sigma EXDG 20mm]
[FinePix S1]
[iPhone 6 plus]
途中の上富良野町の牧草地でノビタキ♀とスズメを撮影。野鳥はとても少ない。
●ノビタキ♀(上富良野:EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
●スズメ幼鳥(EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
富良野市を経て、麓郷の「とみ川」で昼食のラーメンをとってから、「麓郷の森」や「ふらのジャム園」などに寄ってきたが、さっぱり野鳥には出遭えず、単なる観光のドライブとなった。鳥果なく帰ってくると、旭川空港付近の牧草地に何か見たことのない野鳥がいた。後で調べてみると、ムナグロの一家のようだ。ムナグロは旅鳥で北海道には5月と9〜10月に飛来し、海岸や海岸近くの草地でみられる(北海道野鳥ハンディガイド)。旭川のような内陸にも飛来するようだ。
●ムナグロ一家(EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
●ムナグロ(EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
●ムナグロ(FinePix S1)
ケンコー スカイメモSは、ポータブル赤道儀の老舗であるスカイメモPの最新版である。8月中旬に購入したが、天候不順でなかなか撮影できなかった。スカイメモSの詳細は別に書く予定だが、軽くてコンパクトであり、極軸望遠鏡内臓でセッティングは容易である。空の一部が晴れたとき、自宅近くの河川敷または自宅バルコニーで試し撮りした。透明度が悪いのと空が明るいため、赤みがかった写真になった。焦点距離85mmのレンズなら、2分露出で追尾に問題はなかった(EOS 7D + EFS 85mm)。
●ケンコー スカイメモS
●いるか座(2015/8/25 00:24, 85mm F5.6 ISO3200 120秒)
●こと座(2015/9/5 22:51, 85mm F6.3 ISO3200 120秒)
●プレアデス星団・昴(2015/9/8 02:22, 85mm F5.6 ISO2500 120秒)
●ヒアデス星団(2015/9/8 02:42, 85mm F5.6 ISO1600 120秒)
9月8日夜半過ぎ、久しぶりに月が綺麗に見えていた。
●月(2015/9/8 02:53 EOS 7D + Prominar 500mm F5.6, ISO 640, 1/125秒)
先週土曜日の9月5日は第6回国際観光医療学会が旭川市で開催され、当院からも発表を依頼されていたのと、懇親会にも出席したから、自由時間はなかった。翌日9月6日(日)いつもの探鳥コースを回った。旭川空港から忠別湖周辺へ。警戒心の強いカワラヒワ軍団はいたものの、近づくと逃げられた。美瑛に着く手前の水田にアオサギがいた。いつものように、私はEOS 5D III + EF400mm F5.6L USM、奥さんはFinePix S1で撮影した。
●アオサギ(美瑛:FinePix S1)
美瑛から富良野の森に行くことにする。途中、青い池に寄った。EOS 5D IIIとFinePix S1とiPhone 6 plusで撮影してみると、FinePix S1がもっとも青く写るようだ。
●カメラによる青い池の青さの違い [EOS 5D III +Sigma EXDG 20mm]
[FinePix S1]
[iPhone 6 plus]
途中の上富良野町の牧草地でノビタキ♀とスズメを撮影。野鳥はとても少ない。
●ノビタキ♀(上富良野:EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
●スズメ幼鳥(EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
富良野市を経て、麓郷の「とみ川」で昼食のラーメンをとってから、「麓郷の森」や「ふらのジャム園」などに寄ってきたが、さっぱり野鳥には出遭えず、単なる観光のドライブとなった。鳥果なく帰ってくると、旭川空港付近の牧草地に何か見たことのない野鳥がいた。後で調べてみると、ムナグロの一家のようだ。ムナグロは旅鳥で北海道には5月と9〜10月に飛来し、海岸や海岸近くの草地でみられる(北海道野鳥ハンディガイド)。旭川のような内陸にも飛来するようだ。
●ムナグロ一家(EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
●ムナグロ(EOS 5D III + EF400mm F5.6L USM)
●ムナグロ(FinePix S1)
ケンコー スカイメモSは、ポータブル赤道儀の老舗であるスカイメモPの最新版である。8月中旬に購入したが、天候不順でなかなか撮影できなかった。スカイメモSの詳細は別に書く予定だが、軽くてコンパクトであり、極軸望遠鏡内臓でセッティングは容易である。空の一部が晴れたとき、自宅近くの河川敷または自宅バルコニーで試し撮りした。透明度が悪いのと空が明るいため、赤みがかった写真になった。焦点距離85mmのレンズなら、2分露出で追尾に問題はなかった(EOS 7D + EFS 85mm)。
●ケンコー スカイメモS
●いるか座(2015/8/25 00:24, 85mm F5.6 ISO3200 120秒)
●こと座(2015/9/5 22:51, 85mm F6.3 ISO3200 120秒)
●プレアデス星団・昴(2015/9/8 02:22, 85mm F5.6 ISO2500 120秒)
●ヒアデス星団(2015/9/8 02:42, 85mm F5.6 ISO1600 120秒)
9月8日夜半過ぎ、久しぶりに月が綺麗に見えていた。
●月(2015/9/8 02:53 EOS 7D + Prominar 500mm F5.6, ISO 640, 1/125秒)
ムナグロは干潟に来るのかと思ったら、草地にもいる事が有るんですね。
そうなるとこちらでも見るチャンスは有りそう。^^
by まっちゃん (2015-09-12 14:36)
北海道もぼちぼち稲刈りが始まる頃でしょうか。
ムナグロ、此方では暫く見ていません。
こちらにも寄ってくれると良いのですが・・・
by queso (2015-09-12 22:37)
〉まっちゃんさん
ムナグロ初めて見ました。ダイゼンと似ているようです。ダイゼンは海岸や河口に飛来し、ムナグロは海岸、干潟、草地に飛来し、比較的乾いた環境を好み牧草地にも現れると書いてありました。
〉quesoさん
ムナグロは干潟、水田、畑、草地に飛来するとのことですので、海岸沿いに限らず見られるようですね。
by kinda (2015-09-13 11:25)
スバル、良く撮れていますね。
by テリー (2015-09-13 15:10)
〉テリーさん
ありがとうございます。空の状態がいまいちだったので、遠征せず自宅バルコニーで撮りました。望遠は200mmくらいまで対応できそうなので今後やってみたいと思います。
by kinda (2015-09-13 23:19)
スカイメモSノータッチでここまで出来るなら結構良いですね。
最近はポタ赤どうしようか悩んでいたので参考にさせていただきます。
by Nori (2015-09-14 22:02)
ムナグロ、水辺にいる鳥さんかと思ったんですが違ったんですね^^;
いつもながらお星様とお月様が綺麗ですね。
by 美美 (2015-09-14 22:28)
〉Noriさん
当方ポータブル赤道儀としてはCD-1 plusについで2台目です。スカイメモSは今年の4月ごろから入手可能になりました。少し問題があるのは、アリガタプレートは入手できるのに、バランスウエイトが入手困難
なことです。各社とも納入時期不明なところが多いです。納入時期が記載されているところでも11月上旬以降となっています。当面はショートプレートにカメラを着ける方法(今回のブログの方法)で撮影しようと思います。もう一つの注意点は、自由雲台がついていないので、一緒に購入する必要があることです。ショートプレートのネジが3/8インチネジなので、通常の1/4インチネジの自由雲台(SLIKバルなど)の場合は、3/8→1/4インチ変換アダプタも必要になります。自由雲台のネジ径についてはAmazon等で記載がないので迷いましたが、SLIKのSBH-280は3/8インチと1/4インチ両方可能でした。
〉美美さん
ムナグロは海岸、干潟、草地に飛来し、比較的乾いた環境を好み牧草地にも現れるとの記載をみて、なるほどと思いました。星の写真は、本当はもっと暗い所で撮影できるともっと綺麗にとれると思われます。
by kinda (2015-09-14 23:47)