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いっぱいいるカモ〜、居残りの冬鳥と火星接近 [野鳥]

旭川の永山新川には渡り鳥が多数飛来する。4月13日(日)晴れ。私はEOS 5D Mark III、Prominar 500mm F5.6 FLとEF400mm F5.6L USM、FINEPIX F900EXR、奥さんはEOS Kiss X3+EF-S 55-250mm 1:4-5.6 ISを持って永山新川に出発した。

現地に着くと新川は無数のカモたちに覆われていた。ほとんどがオナガガモ、珍しいのもいるけど対岸にいるとのことだった。バーダーさんが教えてくれた。双眼鏡をもってくるべきだった ...> <...
●カモ、カモ、カモ(EOS Kiss X3+EF-S 70mm)
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●オナガガモ♀(EOS 5D Mark III、Prominar 500mm)
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●オナガガモ♂
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●ヒドリガモ♀♂
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●キンクロハジロ♂
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●オオハクチョウ(FINEPIX F900EXR)
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●オオハクチョウ(EOS 5D Mark III、Prominar 500mm)
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旭川市内を走った。冬鳥は減ってきたようだ。工業団地付近で居残りのキレンジャクとベニヒワにであった。
●キレンジャク(EOS 5D Mark III、Prominar 500mm)
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●ベニヒワ♀(EOS Kiss X3+EF-S 250mm)
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遅くなったが昼食のため上富良野のまん作に向かった。あげ餅みぞれ蕎麦、美味しくいただきました。上富良野から中富良野の農道を回って帰ってきた。望遠レンズをEF400mm F5.6L USMに付け替えた。やっぱりAF便利だな〜。電線にノスリがいた以外、予想外にあまり鳥果はなかった。
●十勝岳連峰(FINEPIX F900EXR)
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●ノスリ(EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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自宅に着くとキレンジャクが飛んでくるのが見えた。自宅のアンテナに留まった。
●自宅のキレンジャク(EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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夕方、自宅横の忠別川河川敷を散歩した。奥さんはボンと近場、私はリクと忠別川河川敷をかなり上流方向まで歩いた。
●夕日を見ているリク(忠別川河川敷)
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ここでも多数のカモたちがやって来た。けっこう警戒心が強く、近づくと一斉に飛び立つ。オナガガモの他、キンクロハジロ、コガモがいた。
●忠別川から飛び立つカモたち(EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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●キンクロハジロ♂♀
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●コガモ♂♀
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翌日4月14日(月)も快晴となった。今回は奥さんが忠別川のカモたちを確認に行った。
●忠別川河川敷のヒバリ(EOS Kiss X3、EF-S 250mm)
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●おもにコガモ
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●ハシビロガモ♂♀
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この日4月14日(月)の夜は火星が地球に最接近の日だった。火星は2年2ヶ月ごとに地球に接近する【註】。今回は接近といっても大接近ではないが、それなりに赤く輝いている。たまたま満月手前の月と近接してしていた。
●火星と月(4月14日23:43:EOS 5D Mark III、EF400mm F5.6L USM)
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火星と月をProminar 500mmとEOS 7Dで撮影し、同倍率でトリミングしてみた。最接近でも月に比べると見かけの大きさはこの程度だ。
●火星と月(4月14日23:46:EOS 7D、Prominar 500mm)
moon_mars.jpg

【註:火星の大接近の思い出】
火星は2年2ヶ月ごとに地球に接近する。火星の軌道は楕円が強いため、両者の接近する位置により1億km〜5500万kmまでと接近距離が異なる。15年〜17年ごとに両者の軌道が近い位置で接近し大接近となる。今回2014年4月14日は9238万5000kmと接近距離としては遠い。次回の大接近は2回先の最接近で、2018年7月31日5759万kmまで近づく。15年〜17年ごとにやって来る火星の大接近の思い出を書いておこう。

〈1971年8月12日の大接近〉この大接近に間に合うように、中学生時代コツコツと15cm F8の反射望遠鏡(経緯台)を作っていた。新聞配達で貯めたお金で足立光学から反射鏡を購入した。これ以外はすべて手作りだった。鏡筒は近くの鉄工所で丸めてもらった。それ以前、85mm反射で見た小接近の火星はよく見えなかった。自作15cmで見た大接近した火星の極冠や大シルティスに感動した。
〈1988年9月22日の大接近〉医師になり結婚していた。1987年6月から米国ピッツバーグ大学病理学教室に研究員として留学していた。奥さんと娘たちを連れての2年間の留学生活だった。赤く輝く火星を目で見ていただけで、望遠鏡での観察はできなかった。1989年に帰国して大学病院に勤務した。1990年8月に自宅を新築したのを機に、ベランダにドームを置いて髙橋16cm反射赤道儀を据え付けた。
〈2003年8月27日の大接近〉臨床を離れ、北見で保健管理センターの教授職をしていた。夏休みに旭川の自宅で16cm反射赤道儀で観察した。さすがに自作の15cm反射経緯台よりよく見えた。2006年4月より現在の病院に勤務している。
〈次回2018年7月28日の大接近〉4年後どうなっているだろう?その前年には、2017年8月21日にアメリカ合衆国を横断する皆既日食に家族で出かけたことだろう。冬はオーロラを見に行っていただろう。そして大接近した火星を撮影してブログにアップしているだろう(当方の希望的予想です)。
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queso

此方では、コガモくらいしか観察できなくなってきました。
ヒバリと雪という風景も珍しいような気がします。
連雀、今季は一度も見ることが出来ませんでした・・・
by queso (2014-04-16 08:05) 

Mitch

地元から居なくなったカモたちが皆ここに居ますね!?
by Mitch (2014-04-16 19:10) 

kinda

〉quesoさん
こちらではヒバリは3月から4月にやって来るので、まだ雪は残っていることも多いです。今年はまだキレンジャクをよく見かけます。キレンジャクの多い年になりました。

〉Mitchさん
その通りなのかな?とにかくカモだらけです。インフルエンザも注意しないといけないカモ〜

by kinda (2014-04-16 20:21) 

あお

ヒバリ、こちらでは高らかにさえずってますが
雪の中だと別の鳥のようですね
カモ、これだけ集まったら鳴き声もすごそう・・・
夏場の居残り組もいるんですか?
by あお (2014-04-17 01:15) 

美美

カモさんたちたくさんいますね。
賑やかですね^^
雪があるのにヒバリがもういるんですね。
これもビックリです^^
by 美美 (2014-04-17 19:47) 

kinda

〉あおさん
こちらでも、かなり雪が消えて、ヒバリの鳴き声が毎朝聞こえるようになってきました。夏場はマガモが主体でした。オナガガモもいたので、たぶん居残り組もいるんだと思います。

〉美美さん
あら〜、皆さん同じ感想ですね。こちらでは、雪が消えて行く頃にヒバリがやってきます。

by kinda (2014-04-17 20:31) 

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