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奇跡のオーロラ:ツアー最終日ホワイトホース・マーシュ湖畔にて [オーロラ]

札幌在住のオーロラ写真家・中垣哲也氏の同行するオーロラツアーに参加した。観測地はカナダ Yukon準州のホワイトホース近郊にあるマーシュ湖畔。参加者は中垣さんを含めて12名、宿泊先はマーシュ湖畔に立つイン・オンザレイクというロッジハウス本館。オーロラ観察予定日は1月23日〜25日の3晩、移動日2日計5日間のツアーである。

1月23日(木)19:00成田発、バンクーバー経由ホワイトホース行き。ホワイトホース着は現地時間1月23日(木)15:05の予定だった(時差17時間、以下現地時間で表示する)。ところがバンクーバー行きのエアカナダAC004が1時間以上遅れたため、カナダ入国手続き終了後には、予定のホワイトホース行きAC289便の出発時刻を過ぎてしまった。ホワイトホース行は1日2便しかなく、バンクーバー空港で次の便を待った。空港側から待ち時間用の$10の食事券が配布された。結局ホワイトホース空港着は1月23日(木)23:55。現地スタッフによる車の送迎で1月24日(金)1:00頃イン・オンザレイクに到着した。
●マーシュ湖側からみたイン・オンザレイク本館(撮影は1月25日 12:41)
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●イン・オンザレイク本館正面(撮影は1月25日 13:53)
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●宿泊した部屋
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オーロラ観察日が3晩しかないので、到着は大幅に遅れたものの1晩目として1月24日(金)2:30〜3:00イン・オンザレイク前で観察してみた。暖冬で手袋もいらないほどだったので、カメラの防寒対策は不要であった。この日は雲が多く、晴れた部分にはオーロラは観察できなかった。

オーロラ観察2晩目は1月24日(金)21:00〜1月25日(土)2:00まで観察した。北側低い空に写真では緑色に写るオーロラが見られた。だんだん雲が多くなり断念した。翌朝1月25日(土)6:30頃目覚めると快晴になってる。朝6:50〜7:20に観察すると、北側低い空に肉眼でも何となく淡くオーロラが見えた。

オーロラ観察3晩目にして初めて雲一つない空がやって来た。今日が最終日だ。
●マーシュ湖畔の夕暮れ(1月25日 17:05)
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NOAA衛星によるオーロラ地球図のページで「オーロラ・アクティビティ・レベル」を調べてみた。レベルは最高10、5〜6でよく見えるという。1月25日はn=1.12となっており、かなり絶望的レベルに思えた。
●NOAA衛星によるオーロラ地球図(1月25日)
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1月25日夕食時、中垣さんより「今夜は大丈夫よく見えますよ」との言葉に勇気づけられた。夕食後、21時ごろからマーシュ湖面(氷厚1.5m)に降りてオーロラ観察を開始した。
●マーシュ湖からみた夜空と流星(1月25日 20:56)
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北側低い空に淡いオーロラが見えていた。
●淡いオーロラと流星(1月25日21:01)
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オーロラ・アクティビティ・レベルからみるとこのくらいなのかな、そんな感じがした。しばらくこの状態がつづいていた。その間、ツアー参加者は中垣さんによる星空解説を聞いたり記念撮影したりしていた。

そして終にその時がやって来た。1月25日(土) 22:51マーシュ湖畔に歓声が沸いた。明るいカーテン状に動く肉眼的なオーロラが出現してきたのだ。以下、経時的に撮影時刻を示す。
●奇跡のオーロラ
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1月25日 22:51

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1月25日 22:52

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1月25日 22:54

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1月25日 22:55

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1月25日 23:36

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1月25日 23:44

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1月25日 23:57

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1月26日 0:07

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1月26日 0:08

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1月26日 0:10

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流星↑
1月26日 1:08

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1月26日 1:10

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1月26日 1:17

最後の最後に逆転ホームラン、初めてのオーロラツアーでみごとなオーロラに出逢えた。予想外の暖かさであったが、この夜は気温が下がった。低温による電池の消耗のため、用意したカメラの電池は3本目に突入していた。カメラの防寒具は撮影待ちのときに、カメラを覆っておく程度の使用で済んだ。この後、1月26日(日) 3:30 現地スタッフによる車の送迎でイン・オンザレイクを出発、慌ただしく帰国の途についた。
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シラネアオイ

こんにちは!
見事なオーロラ!
壮観ですね!!

by シラネアオイ (2014-01-31 12:53) 

まっちゃん

良かったですね〜、オーロラが1日でも見られて。
星も奇麗で、流星まで写って、さすがですね。
そう言えば、北海道なら赤いオーロラが見えるんではないですか?

by まっちゃん (2014-01-31 16:42) 

やなぼー

すげー!!!
の言葉しか出ない・・・
運まかせなところがあるのに、これは大逆転ですね(^_-)
by やなぼー (2014-01-31 18:56) 

Mitch

素晴らしいですね~
テレビでは見たことがありますが、生で見ると、それこそ感動ものなんでしょうね^^
死ぬ前に一度は見たいとは思っているのですが・・・。
by Mitch (2014-01-31 19:05) 

幸

幻想的な光景ですね
電池は寒さで使用不可になる事も有ると聞いた事は有りますけど、一度で良いからこんな光景に立ち会ってみたいです
by (2014-01-31 23:59) 

kinda

〉しらねあおいさん
マーシュ湖で満天の星に包まれて、流星と動きのあるオーロラの競演は一生の思い出になりました。

〉まっちゃんさん
初めてでここまで見られてとてもラッキーでした。オーロラベルトはカナダ〜北欧側に偏っているため、アジア側は同じ緯度でもオーロラが生じづらいようです。北海道の陸別では10年に1回くらい地平線近くに赤いオーロラが見られます。前回2003年10〜11月に観察されたので、そろそろ見えるかもしれません。

〉やなぼーさん
オーロラは高緯度(オーロラベルトのできる緯度)に行って3つの条件が揃えば見られるとのことです。空が暗い、晴れている、太陽活動が活発である。今回は観察日3日でしたが、できれば観察日目5日あれば確実に見られそうな気がします。

〉Mitchさん
初めてのオーロラツアーで見られたことと、雄大なオーロラの動きが見られて感動しました。死ぬ前に一度まで待たずに、ツアーに行けば観察日3日あればカナダの場合95%の確率でみられるようです。できれば観察日4〜5日あると確実かな。

〉幸さん
電池の使用温度は0〜40℃くらいなので、氷点下では消耗が激しくなります。オーロラに限らず、野外で寒いところでカメラを使う場合は電池の予備は必須です。カナダ〜アラスカのオーロラツアーでは観察日3日で95%の確率でオーロラが見られます。
by kinda (2014-02-01 02:13) 

doudesyo

おはようございます。
すごい、すごいです。オーロラに出会えたことも強運ですね。
それにしても素晴らしい夜景。星が降り注ぐようなとっても神秘的なところにオーロラがカーテン状に出てくるなんて自然の美しさは最高ですね。それをきちんと撮影されているのも素晴らしいです。よかったですね。^^;
by doudesyo (2014-02-01 07:06) 

じゅんじい

綺麗ですね~。おまけに流れ星まで。
大ホームランでしたね!
見られるかどうかで、天地の差でしょうから。
by じゅんじい (2014-02-01 12:02) 

サトちゃん

オーロラの写真 素晴らしいです。
『星が降る』その地に行ってみたいです。
by サトちゃん (2014-02-01 14:39) 

queso

オーロラ、まさに緑の光のカーテン・・・美しいですね。
現れた時の歓声・・・分かります!
息をのむほど美しいとはこの事なのでしょうね。
自然現象の神秘と雄大さと美しさ・・・地球環境を守らないと・・と
思いました。
by queso (2014-02-01 15:35) 

kinda

〉doudesyoさん
3日目で出てくれて良かったですが、ちょっとびびってました。プロの写真家が同行していたので、撮影条件はだいたい聞いておりました。一発勝負で上手くいきました。ただ、このsigmaレンズの星像が思いのほか収差が強いのは予想外でした。

〉じゅんじいさん
最終日でオーロラ予想も低かったので、本当は戦々恐々でした。平均的には3晩で95%の観察率だからかなり見られると思います。僅かに見られるものも含まれるのかも知れませんが。

〉サトさん
ありがとうございます。カナダではイエローナイフとホワイトホースが代表的観察地ですので、ツアーがあります。イエローナイフのほうが商業化され旅行者が多いです。今回のツアーは少人数で好きな時間に自由にロッジ周辺でオーロラ観察できることから選択しました。

〉quesoさん
オーロラがかなり激しく動いて形も変化していくので露出時間5秒〜15秒で撮ってます。日食の時撮影に気を取られ肉眼観察が不十分だった反省があり、今回は肉眼でしっかり見てきました。オーロラも、日食と同じです。また次が見たくなりました。
by kinda (2014-02-01 20:02) 

silverag

すばらしいオーロラ、見られてよかったですね
きっと日頃の「おこない」でしょう
by silverag (2014-02-02 00:27) 

あお

美しいオーロラの撮影、おめでとうございます!
素晴らしいですね
日食も彗星もオーロラも
こんなに早く夢が叶っちゃって
もうすることなくなっちゃいますよ^^
by あお (2014-02-02 02:20) 

masatany

こんにちは^^
素晴らしいオーロラが見えてよかったですね。
感動で涙モノでしたか・・・・・。
日ごろの行いがいい人は、神が見捨てませんね。

by masatany (2014-02-02 15:46) 

minsuke

感動的なオーロラですね。
肉眼で見れれば興奮ものですね。
by minsuke (2014-02-02 21:56) 

Hiro

とても素敵ですね~♪
最終日に感動的なオーロラが見れましたね。
星空もとてもきれいですし、一度は見に行ってみたいです。
by Hiro (2014-02-02 22:20) 

テリー

すばらしいオーロラでしたね。星空もきれいですね。
by テリー (2014-02-02 23:28) 

kinda

〉silveragさん
ありがとうございます。日頃のおこないは、仕事をそこそこ行い、学会活動はあまり熱心でなく、ときどき飲みに行ってカラオケしてます
(^ー^)ノ

〉あおさん
ありがとうございます。皆既日食は、快晴で全過程を綺麗にみてみたいのでまだまだです。私の彗星の記憶は子供のとき見た1970年のベネット彗星です。とても明るい大彗星でした。その後これに匹敵する彗星をみていません。アイソン彗星は消滅してしまったし。これもまだまだです。オーロラは日食と同じでまた見たくなります。という訳で、やりたいことがまだまだたくさん残っています (^^)

〉masatanyさん
ありがとうございます。感動して涙というより、諦めかけていたところに出たので、慌てて撮りまくったという感じです。日食のとき肉眼観察が不十分だった反省で、撮影中も肉眼でしっかり目に焼き付けました。日頃のおこないはいいと言えるかなぁ...汗汗)

〉minsukeさん
目で見るとまちがいなく感動します。諦めかけていたところに出たので、はじめのうちは消えてしまわないうちに撮っておこうというあせりが強かったです。

〉Hiroさん
ありがとうございます。オーロラのレベルを1〜5とすると、今回初めてのオーロラツアーでレベル4のオーロラがみられました。カナダの3〜4泊のオーロラツアーではレベル3以上もかなりの確率で見えるようです。ぜひ見に行ってください。

〉テリーさん
ありがとうございます。マーシュ湖に降りてみると全天降るような星空がみられました。一部ロッジや民家の明かりがあるので真っ暗ではありませんが、写真にはこれらが入ったほうが雰囲気がでます。
by kinda (2014-02-03 00:41) 

美美

夜空に輝く星と流星、
見事なオーロラ、どれも美しいですね(*´艸`)
素敵な旅でしたね。
by 美美 (2014-02-03 18:11) 

わたっち

一度、この目で見てみたいです!
叶うかな~?(汗)
by わたっち (2014-02-03 19:50) 

kinda

〉美美さん
はい、とても良かったです。日食もオーロラも10人くらいのツアーのほうがいいようです。青島の金環日食と今回のオーロラツアーがいずれも10人くらいでしたが、目的が同じです仲間意識ができました。

〉わたっちさん
オーロラツアーがたくさんありますので、あとは値段と時間ですね。
by kinda (2014-02-03 22:31) 

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