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ID自己リレーションカウントによる重複削除について [FileMaker]

重複検出用のフィールドを「ID」として、IDによる自己リレーションのカウントを用いた重複削除法を提示します。

1. 自己リレーション
IDで自己リレーションする。リレーション名(テーブルオカレンス名)を duplicate2_self とする。

2. 計算フィールド「ID重複」の作成
IDの重複数を示す計算フィールド「ID重複」を作成する。この計算式は重複のあるレコードを1、ないレコードを0と表示する。
【計算式】Case ( Count ( duplicate2_self::ID ) > 1 ; 1 ; 0 )
【計算結果】数字

3. 重複削除スクリプト
・「ID重複」 = 1のレコードを検索する。
・Loopによって「ID重複」 = 1のものを削除していく。
・対象レコードの最後に移動してからID重複を削除して前のレコードに移動していく場合は、もっとも古いレコード1つが、対象レコードの最初に移動してからID重複を削除して次のレコードに移動していく場合は、もっとも新しいレコード1つが残る。

サンプルファイル duplicate2.fp7のzip圧縮ファイル(10_duplicate2.zip)をアップしておきますのでお試しください。スクリプトインポートとテーブル名の修正により、この重複削除スクリプトを移植することができます。Lhacaなどのアーカイバで解凍してご使用ください。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/MedFiles/samples.html
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